産経新聞11月17日p3に、中共のトップになった習近平の半生を紹介。
その中で、中共の陰湿な体質が浮き彫りに。
その一、党内の権力闘争に敗れたものを、「下放」する。
周の父・仲勲は敗れ、投獄された。
息子の周は、15歳のとき下放された。
下放とは、農村に送り込まれ、肉体労働をさせられる。
文革の時には、17、18歳の青年が下放させられたらしいが、周は父のとばっちりをうけて、15歳で。
その二、父の犯罪で、子を差別。
周は、入党申請を10回以上も出した。
が、拒否された。
父の投獄のせいだ。
その三、党トップの意向には常に神経を使わなければならない。
89年の天安門事件のとき、父の仲は、民主化デモに同情的な立場を取った。
そのため、当時のトップだった鄧小平にならまれ、失脚こそ免れたが党中央から実質追放された。
さらなる迫害を恐れた父は、友人が訪ねてきたとき、
「私は反革命ではない」
「逮捕しないでくれ」
泣き崩れて叫んだ、という。
中国共産党の党内には恐怖が充満している。
こんな陰湿な党が、中国を支配し、それが、日本の隣におり、尖閣をいよいよ実効支配しにかかった。
こんな党と友好だって。
あほくさ。