2010年9月に、尖閣諸島付近で、中国漁船が日本の海保の船に体当たりした。
関係がこじれ、中国は、経済制裁として、レアアースの対日輸出を規制した。
レアアースは、スマートフォンなどハイテク製品に欠かせない材料といわれ、当時は日本経済に打撃、などと騒がれた。
それから2年。
なんと、日本は対中依存度を急速に引き下げることに成功した!
中国の日本向け輸出が、2011年に前年比34%減少した(産経新聞10月25日p7)。
今年はさらに下がる見込みだという。
この成果は、日本企業が、レアアースが不要な製造技術やリサイクル技術を開発したからだ。
また、調達先も、オーストラリアに拡大することに成功した。
日本企業の努力により、中国のレアアース輸出は、今年は1万トン前後と、過去10年で最低水準に落ち込んだ。
ざまあ、みろだ。
また、一部のレアアースは、供給過剰になり、販売価格が半年で3分の1程度に下落したケースもあるとか。
レアアースを独占的に生産、輸出している中国の国有企業は、中国共産党幹部に支配されている。
ということは、幹部の収入も減るはず。
めでたいことだ。
日本は、本気で戦えば、経済だろうが、戦争だろうが、中国に必ず勝てる。
尖閣問題もこの調子で、一歩も譲歩しないようにしよう!