言われてましたが政治家が明言するのは初めてでは。
東京の大地も汚染されてますが脱原発の思いは本物ですね。

みんな楽しくHappy♡がいい♪さまより★

細川もりひろ「金町の浄水場あたりもセシウムがいまだ
に残っていてその汚泥を取り除く必要が早急に迫られている」
1/28(会見文字起こし)



今度の選挙では「原発は争点ではない」という人がおりますけれども、
先の震災では東京の一部で水も止まり、電気も止まり、
あるいは外国の方々も沢山母国に帰られた方がありました。

東京の水を供給する拠点の一つである金町の浄水場あたりも、
セシウムがいまだに残っていて、その汚泥を取り除く必要
が早急に迫られている。
さまざまなそうした問題があります。

福島の事故のあと、私は東日本の海岸にがれきを積んで、
5m、10mのがれきを積んで、そこに、その土地
その土地の、シイとかタブとかカシとか、
そうした広葉樹を植えていく。

緑の苗木を植えていく。
300kmの沿岸に、これから10年かけて9000万
本の苗木を植えていくという、
そういうプロジェクトに取り組んでまいりました。

あのあたりを歩けば歩くほど、福島が完全に破壊され
たという実感を禁じ得ません。

東北、あるいは関東一円に放射能がばら撒かれました。
原発や核のゴミを地方に押し付けて、大消費地として
便利さだけを頂こうという、そういう虫のいい話が
このままいつまで続けていけるのか。

都知事の第一の仕事、任務というのは、都民の命と暮らし
を守るという事です。今申し上げたことは、
まさに都政に一番関係のあることじゃないでしょうか。

「原発の話は争点ではない」なんて、とんでもない話だと
私は思います。

ならばやはりここで原発の再稼働というものを止めて、
自然エネルギーと省エネルギーによって、原発ゼロで
もって新たな成長を促していく。
それが日本にとってベストな選択だと。
それを東京から始めていくという事が最も賢明な選択だと
私は確信しております。

原発は、改めて申し上げるまでもなく、
もうすでに過去の産業といってもいい、、エネルギーといってもいい。


多くのヨーロッパの国々では、既に原発から撤退を始めている
企業もあります。

ヨーロッパでは自然エネルギー、再生可能エネルギーが
20%~40%をすでに占めているというところもある。
自然エネルギーこそがこれからの成長の切り札です。

ドイツでは自然エネルギーに転換したことによって、
この6年で20万人雇用が増えたという事を聞きました。
日本もここで自然エネルギーに切り替えて、リスクの多い、
高くつく原発というものに決別をして、
新しいエネルギーによって、その成長の果実によって、
これからの時代の福祉とか雇用というものに当てていかなくてはいけない。
そのように思っております。

人口学者によりますと、これから日本の人口はどんどん減り続けて、
いま1億3000万人の人口が50年後には9000万人、
100年後には4000万人。
4000万人というのは江戸時代に近い人口です。

そういう中で今までと同じように大量生産大量消費の
経済成長至上主義でやっていけるのか?
私は無理だと思います。

今回の選挙はそういう意味で日本の文明のあり方を
問う選挙であり、選択の機会である。
あるいは、私たち日本人の価値観を問う選挙になる
というふうに私は考えております。

昔、道元禅師(どうげんぜんじ)という日本の偉い
お坊さんですが、そのお坊さんがノーベル賞で文学賞を
受賞した時にこういう事を申しました。

「春は花 夏ほととぎす秋は月 冬雪さえて冷( すず )しかりけり」

四季の移り変わりのあるそうした豊かな自然の中で、
日本人は豊かな情操とか情感というものを培ってきたわけです。

山でも気でも川でも、あるいは草木でも、そうしたもの
を神仏として、「八百万の神 」と昔から申しますが、
そうした自然感の中で日本人の感性というものは
育まれてまいりました。

その自然を生かして、それをエネルギーに変えて
これから日本の活力ある国作りを進めていく。

「こんなにロマンのある、やりがいのある仕事はない」
そう思いながらいま選挙に取り組んでおります。

ありがとうございました。





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