一夜明けても反対の思いはますます強くなります。
民主政治は市民の厳粛な信託によるもので、
情報開示は民主的な意思決定の前提。
『秘密国家』『軍事国家』への道を開く同法の強行可決に、
学問と良識の名において強く抗議する」との声明を出した。
声明にはノーベル物理学賞を受賞した益川敏英京都
大名誉教授らも名を連ねた。
秘密保護法、反対声明相次ぐ=学者、ジャーナリスト団体など .
■宗教界も
毎日新聞 2013年12月07日 18時02分(最終更新 12月07日 18時40分)
特定秘密保護法 の成立を受けて、同法に反対する市民らは7日、
国会議事堂周辺やJR渋谷駅前で怒りの声を上げ続けた。
国会議事堂前では朝から「秘密保護法 廃止」と書かれた
チラシや看板を持った市民が「こんな法律は認めないぞ」と訴えた。
埼玉県蕨市の無職、仲内節子さん(68)は「このまま黙ったら
政府の思うつぼ。今日は法律廃止に向けた第一歩だ」と話した。
また、JR渋谷駅前では全国から駆けつけた仏教、キリスト教な
ど宗派を超えた宗教者が集まり「この法律は国民の目、耳、口をふさぐ。
みんなで民主主義を守ろう」と呼びかけた。
参加した僧侶の武田隆雄さん(61)は
「これからが本当の始まり。
心の自由を縛りかねない法律に対し、宗教者として反対の意思を
はっきり示したい」
。静岡県沼津市の神父、河野淳さん(49)も「法律が成立したからと
いって引き下がるつもりはない」と語気を強めた。【斎川瞳】