柏崎刈羽の再稼働申請を新潟県が“了解”

泉田知事、条件付きながらついに承認


BSフジのプライムニュースで
刈羽村の村長さんが電話出演してました。
「あるべき姿に戻ったと」再稼働バリバリ派です。

東電は経費が2000億から3000億かからなくなると。
もう国費3兆円以上導入してて、事故が起きれば
責任もとりません。

お金、お金でこの国は逆に貧乏な国なります。

誰もが何があったのかとおもったと思います・


田中龍作さんからの記事です。
ぶら下がり記者会見(25日夜) の口ぶりからは容認に転じるとは受け取ることができなかった。=新潟県庁 写真:筆者=

ぶら下がり記者会見(25日夜) の口ぶりからは

容認に転じるとは受け取ることができなかった。=

新潟県庁 写真:筆者=


 
 背景に何があったのだろうか?

新潟県の泉田裕彦知事がきょう午後、柏崎刈羽原発6、7号
機をめぐり東電が原子力規制委員会に提出する
安全審査申請を条件付きで容認することを明らかにした。


 安全審査申請は再稼働の前提となる。

原子力規制委員会(田中俊一委員長)が新規制基準

に適合していると判断し、地元(新潟県、柏崎市、刈羽村)

が合意すれば、東電は柏崎刈羽原発6、7号機を

再稼働できる。

 

泉田知事はきのう(25日)午後、新規制基準の条件

となるベントフィルター設置の要望書を提出に東電の廣瀬社長

と面談した。


 面談から3時間後に行われた ぶら下がり記者会見

で泉田知事は「(廣瀬社長の説明では)なるほどと

は思えない」などとして東電の安全対策に不信感

をにじませていた。


 「(東電への)回答はここ一日、二日のうちにするのか?」

とする記者団からの質問に対しても、

「先ずは担当部局と相談してから」と答えた。


すぐには行かない、としか受け取れなかった。

 急展開の背景に何があったのだろうか?


思い至るのは、5日に新潟県庁で持たれたメディア

懇談会だ。

「第2の佐藤栄佐久氏(前福島県知事)になると

思ったことはないか?」と筆者が質問しところ、

泉田知事は「ありますね」と答えた。


「黒塗りの車にビタっとつけられた時は気持ちが

悪かった」と話した。

 

東電のプルサーマル計画に反対していた

佐藤栄佐久・前福島県知事は、実弟の不正土地取引

の疑いをめぐる収賄罪で東京地検に逮捕、起訴された。


収賄金額はゼロ円という奇妙キテレツな汚職事件だった。


国策捜査のはしりである。

ペタしてね


柏崎刈羽原発。=写真:筆者=

柏崎刈羽原発。=写真:筆者=

 
 

 検察庁は福島原発事故で住民を死傷させたと

して告訴されていた東電経営陣や政府高官を

全員不起訴にした。


工場が事故を起こすなどした時はすぐに家宅捜索に

入り、会社幹部を逮捕する検察庁なのだが、

原子力ムラには手が出せないようだ。

 


 その検察庁が「泉田知事をターゲットにした」

との記事が『サンデー毎日』(10月6日号)に

掲載された。(当ブログでも昨日の記事に掲載)


同誌は地検特捜部関係者のコメントとして

次のように書いている――

 

 「地検上層部からの指示で泉田知事を徹底的に

洗っています。立件できれば御の字だが、

できなくても何らかの圧力を感じさせることで、

原発再稼働に軌道修正させる助けになりたい

考えではないか」。

 

 

昨夜の段階では「規制基準をクリアしても安全は

確保できない」とまで話していた泉田知事が一転、

容認した背景には「何らかの圧力」があったのだろ

うか。

 

 

泉田知事の容認を受け、東電は明日(27日)

、柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に向けた

安全審査申請書を原子力規制庁に提出する。