この記事は前2つの記事と三部作のように関連がです。


注意水生植物のレンコンはセシウムが蓄積され やすい

<です食品の放射性物質福島より近隣県にリスク


宝石紫現代の隠れキリシタン☆2つの世界に分断され苦悩する母親たち


今日もこんなツイートが。

注意何と長野県のキノコから120ベクレル/kg

今年のコメも要注意!宮城県コメ49ベクレル、

千葉県手賀沼ギンブナ210ベクレル、

モツゴ50ベクレル、群馬県シイタケ54ベクレル、

茨城県レンコン13ベクレル、埼玉県フナ9.3ベクレル、

山形県トチノミ17ベクレル、

岩手県マツタケ22ベクレル (9/26 厚生労働省)

当然こういう結果が突きつけられます。

注意セシウム検査で判明した子どもの体内被曝の深刻度
から。

関東15市町で実施されている最新検査で、
どもたちの尿の7割からセシウムが検出され
ていたことがわかった。

ジャーナリストの桐島瞬氏は、その被曝の深刻度を
明らかにする。

(なお詳しい検査結果がツイッターでまとめられてました。

常総生協さん調査(中間報告?
)「茨城・千葉の子供の尿からセシウム検出」と
いう記事についてのメモ

*  *  *
 入手したショッキングなデータをまず、
ご紹介しよう。

常総生活協同組合(茨城県守谷市)が、
松戸、柏、つくば、取手など千葉、茨城の
15市町に住む0歳から18歳までの子どもを
対象に実施した尿検査の結果である。

「初めの10人を終えたとき、すでに9人から
セシウム134か137を検出していました。

予備検査を含めた最高値は1リットル当たり1
.683ベクレル。

参考までに調べた大人は2.5ベクレルという
高い数値でした。

いまも検査は継続中ですが、すでに測定を
終えた85人中、約7割に相当する58人の尿から
1ベクレル以下のセシウムが出ています」

(常総生協の横関純一さん)

 検査を始めたのは、原発事故から
年半が経過した昨年11月。

検査対象全員の146人を終える来年明けごろ
には、セシウムが検出される子どもの数は
さらに膨れ上がっているだろう。

 セシウム134と137はウランの核分裂など
により生じ、自然界には存在しない物質だ。

福島から近い関東の子どもたちが、
原発事故で飛び散ったセシウムを体内
に取り込んでいるのは間違いないだろう。

副理事長の大石光伸氏が言う。

「子どもたちが食べ物から常時セシウムを
摂取していることが明らかになりました。

例えば8歳の子どもの尿に1ベクレル含まれ
ていると、1日に同じだけ取り込んでいると言われます。

内部被曝にしきい値はないので、長い目で
健康チェックをしていく必要があります」

 関東だけではない。放射能汚染による体内被曝が
東海や東北地方にまで及んでいることも分かった。

福島を中心に200人以上の子どもの尿検査を
続けている「福島老朽原発を考える会」事務局長
の青木一政氏が、実例を挙げて説明する。

「昨年11月に静岡県伊東市在住の10歳の男児、
一昨年9月には岩手県一関市在住の4歳の
女児の尿からセシウムが出ました。

この女児の場合、4.64ベクレルという
高い数字が出たため食べ物を調べたところ、
祖母の畑で採れた野菜を気にせずに
食ベていたのです。試しに測ってみたら
、干しシイタケから1キロ当たり 1810ベクレル
が検出されました」

 食品に含まれる放射性セシウムの基準値は
、1キログラムあたり一般食品100ベクレル、
牛乳と乳児用食品50ベクレル、飲料水と飲用茶
10ベクレルだ。

ただし、基準そのものに不信感を持つ
消費者も多い。検査もサンプル調査だから、
東日本の食材を敬遠し、なおかつ1ベクレル
でも気にする風潮につながっている。

 体内にセシウムを取り込むと、どういう影響
が出るのか。

内部被曝に詳しい琉球大学名誉教授の矢ケ崎克馬氏
が解説する。

「セシウムは体のあらゆる臓器に蓄積し、
子どもの甲状腺も例外ではありません。


体内で発する放射線は細胞組織のつながりを分断し、
体の機能不全を起こします。震災後、福島や関東地方
の子どもたちに鼻血や下血などが見られたり甲状腺がん
が増えているのも、内部被曝が原因です。

怖いのは、切断された遺伝子同士が元に戻ろうとして、
間違ったつながり方をしてしまう『遺伝子組み換え』で
、これが集積するとがんになる可能性があります」


 矢ケ崎氏は尿中に含まれるセシウム137がガンマ線
だけ勘定して1ベクレルだとすれば、ベータ線も
考慮すると体内に大人でおよそ240ベクレル
のセシウムが存在し、それに加えてストロンチウム90
もセシウムの半分程度あるとみる。


 体に入ったセシウムは大人約80日、子ども約40日の
半減期で排出されるが、食物摂取で体内被曝し、
放射線を発する状態が続くことが危険だと言う。

 常総生協が昨年度、食品1788品目を調査した資料
がここにある。結果を見ると、280品目からセシウム
が検出されていた。

米74%、きのこ63%、お茶50%、それに3割近い一般食品
にもセシウムが含まれていたのだ。


週刊朝日  2013年10月4日号