モンサント情報はほとんどこちらのように英文サイトです

日本で数少ない遺伝子組み換えの警告
サイトのひとつです
有機農業ニュースクリップ

その2009年の記事に
共同戦線”でGM小麦の復活を狙う米国小麦業界<

2004年、米国やカナダのみならず日欧の消費者団体
などの反対に直面したモンサントは、
ラウンドアップ耐性GM小麦の商業栽培を断念しました。
その反撃を狙ってるというニュースです。
詳細はリンク先でどうぞ。

日本の普通小麦の輸入量は約550万トン、
約360万トン(65.6%)を米国から輸入している。
(2008年、貿易統計)
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 米国      3,603,277t 65.6%
 カナダ      965,058  17.6%
 オーストラリア  924,661  16.8%
 フランス      3,509  0.1%
---------------------------------------
 合 計     5,496,505t
 米国がGM小麦の商業化に踏み切れば、
“GM小麦共同戦線”のカナダやオーストラリア
も歩調を合わせて商業栽培に踏み切る可能性が大きい。
その場合、これら3カ国からの輸入小麦に依存
している日本の消費者が大きな影響を受ける。

小麦が危険になれば大変な打撃です。
うどんもパンも怪しくなります。
なによりこどもたちの給食が危険に。

GMO情報:
小麦のゆくえ2020年に組換え品種登場予定
という記事読むと、着々とです。

facebookの遺伝子組み換えのない未来を作ろう
というグループで

米国:違法なGM小麦汚染が見つかる

 屋外試験栽培から流出したものか 汚染の規模は不明 
米国・農務省動植物検疫局(APHIS)は5月29日、
オレゴン州で違法な除草剤・ラウンドアップ耐性遺伝子組
み換え小麦 が見つかったと発表した。

この小麦は、モンサントが開発し、1998年から
2005年まで米国16州(食品安全センターによれば
17州、4千エーカー)で野外栽培試験が行われていたも
のと同じ品種と断定している。


発表では、GM小麦の汚染状況は明らかになっていない。
その一方で、このGM小麦の安全性に対して、
米国・医薬品局(FDA) が2004年、「安全」との
見解を示しているとしている。

 モンサントは2004年、このラウンドアップ
耐性遺伝子組み換え小麦の書異形栽培を正式に断念し、
モンサントは、米国やカナダのみならず日欧の消費者団体
などの反対に直面し撤退を決めている。

 その後、米国の小麦生産者団体を中心に手を変え品
をかえ導入を狙ってます。

干ばつ耐性、フザリウム耐性の遺伝子組み換え小麦導入
の動きは止まず、2009年に は米加豪3ヵ国(日本の国技輸入先)
の生産者団体が導入へ共同声明を出している。

この共同声明では、GM技術は唯一ではないが問題解決
の重要な要素であるとも評価し、3カ国の小麦生産団
 体が同時にその商業化へ到達するように努力するとした。

共同声明
 この共同声明に対して、米国、カナダ、オーストラリアの3カ
 国の生産者団体や消費者団体、環境団体など15団体は、
GM小 麦の商業化反対の共同声明を公表した。


今回のラウンドアップ耐性遺伝子組み換え小麦による
GM汚染の原因がモンサントによるものであれば、
最高100万ドルの罰金とともに、バイエル社と同様に
多額の賠償金の支払いを求められる可能性がある。
 日本は、年間約350万トンの米国産小麦を輸入
しているが、今回の米国産小麦のGM汚染に関しての
対応は不明であるものの、きちんとした検査が必要である。

5月30日現在、農水省の対応は明らかになっていない。

今回のGM汚染の原因は明らかではないが、
まず、大規模な屋外試験栽培からの流出が
疑われるだろう。

今回の汚染発覚に対して食品安全センターのアンドリュー・
キンブレル氏は、すべての遺伝子組み換え作物
の屋外試験栽培のモラトリアムを要求するとコメントした。

この食品安全センターのコメントでも触れられているが、
米国では2006年8月、バイエル社のGM米(長粒種)
によるGM汚染が発覚している。
このGM汚染の原因は明らかではないものの、屋外試験栽培
のGMイネが流出したものとされている。

このGM汚染で、バイエル社は 多額の賠償金を支払って
るそうです・・・