2001年からテレビ東京ほかで放送された
サテライト制作のテレビアニメ。

地球少女アルジュナ

知りませんでした、まるで現在を予告してるような内容。

普通の女子高生の有吉 樹奈は恋人のバイクに二人乗り
して事故に逢い、死んでしまいます。

ところが、彼女は、地球を救う事を条件に、生き返ります。
地球の自然を脅かす存在のラージャと戦うことでこの世に
戻ります。

「ラージャ」終末をもたらす魔物として登場

その正体は地球を滅ぼすものではなく、地球が自ら
を護るために生み出したものである・・・

ラージャとはサンスクリットで「王」のこと。

実際には、農薬であったり、遺伝子組み換え作物
であったり、原発だったりするわけで

地球が抱える環境問題そのものの象徴です。

■アニメの中で様々な問題提起を。

原子炉はリスクが大きすぎるわ。
それに、建設コストや核廃棄物の保管を
含めれば、ほとんど採算が取れない。」

「現に欧米では原発の建設を中止したり廃止した
りする国がある。」


「15年、たった15年前に、バブル弾ける前の、
この国が一番豊だと言われた頃の電力消費量に戻す
だけで、原発を一つ残らず無くせるのに・・・・」

「それとも真夏の2週間、冷房を我慢するか・・、
でも、たったそれだけに事が私達には出来ない・・・。」


遺伝子組み替えは危険だ

薬はゴミから作られる

農薬や化学肥料は化学兵器から生まれた

薬を必要とする病気は少ない

虫は野菜の肥料で太りすぎた部分を食べてくれる


環境は人間が心から必要なモノを選別すれば守られる

あまりに時代を先読みしすぎて商業的には
不発だったそうです。

内容が膨大なのも当時はトンデモと言われたそうです。

でもアニメも奥が深いです。


2つの大きなテーマが物語の基調をなす。

1つは地球と人との関わりであり、2000年頃
に注目されていた環境問題のうち以下のようなトピック
が扱われた。

農薬、遺伝子組み換え作物、酸性雨
抗生物質配合飼料、薬剤耐性菌
原油分解細菌、遺伝子汚染、プラスチック製品
原子力発電所、放射性廃棄物
異常気象 土壌汚染、海洋投棄

もう1つの大きなテーマは、人の言葉と思考・感情
と行動の不一致や不自由さ、伝わりにくさとされ
ている。

相手の心が、たとえ文字となって読めても、
相手の真意はまったく読めていなかった、と
いうような展開が少ない話数の中で繰り返される。

学校教育の崩壊や親子関係での人と人のすれ違い、
携帯電話で隔てられる会話、
テレパシーを扱うキャラクター、
言霊を作動させる古代文明などもこちらのテーマに
関連する。

母体の喫煙、自然分娩、潮汐と生命の営み、
薬害など健康に関する話題もたびたび語られる。

また主要登場人物の家庭はいずれも離婚を経験し
ていたり、母子家庭だったりする
wikより☆



「所詮、自由貿易と言う言葉は、一人勝ちしようとした
国家や多国籍企業が生み出した幻­想にすぎんのになぁ」...
動画内のことばより


]


世界を支配するには武器を使うより、種や食糧を独占する
方が遥かに効率的だからな。た­だでさえ換金作物の
過剰な輸出入と‥互いの国土は荒廃しているというのに
‥不当に安い­価格と‥自由貿易と言う名のもとに‥
全てが正当化されようとしている‥所詮自由貿易と­いう
言葉は一人勝ちしようとした国家や多国籍企業が
生み出した幻想にすぎんのにな‥(­動画内のセリフより)