先日も書きましたがNHKBSで報道された
オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史

全部は見てませんが、ルーズベルト米大統領
とソ連のスターリンの間で、第二次大戦の終結
に向けての領土の分割についての取り決合意して
いたのに米国が原爆を手に入れたことにより日本
へ実験のように2度も落とし、ソ連へ牽制。

原爆を背景に合意をほごに勢力を拡大しようとした。
このことから冷戦がと。

トルーマン大統領*悪魔*と思いました・・・

日本へ原爆投下は、対外的には米国の若者の命
を守るためと、ほんとうはソ連への牽制。

船の上で原発の成功を聞き大喜びだと。

日本支配も反共のための政策。

コンプレックスがありそうな大統領で、彼が大統領
にならなかったら日本はと思わせる内容でした。

『オリバー・ストーンの 語られざる米国史』
というタイトルでデモクラシーナウでも
インタビューが紹介されました。

こちらです☆、前半、

後半も☆

ディツク・チェイニー(副大統領)夫人が
全米人文科学基金の総裁になり圧力をかけ
歴史を書き換えさせたと!

(NHKとは別のもの動画です)

一部転載☆


広島と長 崎への原爆投下は軍事的にも不要で
不道徳的であると断罪し、第二次世界大戦で
ドイツを破ったのは植民地主義と権益維持に
汲々とした米英ではなくソ連であり、冷戦の
開始や長期化の責任の大部分もソ連ではなく
米国にあると断言します


特に今回のインタビューの中で大きく取り上げられる
のは
忘れられた政治家ヘンリー・ウォレス☆

ニューディール政策の推進者として民衆の生活向上
を目指し、反ファシズムと反人種主義に徹した
ウォレスは、ルーズベルト大統領の三期目の副大統領
でしたが、その党是に忠実な路線ゆえに財界や
民主党の執行部から疎まれ、ルーズベルトが
四選を目指した際に、圧倒的な党内支持にもかか
わらず副大統領候補から外されて失脚しました。☆


インタビューの中では、この時の劇的な民主党全国大会
の様子も紹介されます。

ウォレスが失脚したため、それまで注目を浴びてい
なかったトルーマンが副大統領候補となり、
四期目に入って間もなくルーズベルトが死去するに
伴って大統領に昇格した結果、米国は二度の原爆投下
と冷戦体制へと突き進んでいきました。

ゲストの二人は、
この路線の延長線上に、
世界中で紛争の種を蒔いて自らへの憎悪を増殖させ、
それに対処するためにさらに問題を深刻化させると
いう、軍産複合体の利益にのみ奉仕する今日の米国
の唯我独尊政治があると指摘し
、国連を中心に据えて
相互理解にもとづく包括的な平和戦略を構築する
ことの必要性を強調しています。

ルーズベルト死去を受けて大統領になったのが
トルーマンではなくウォレスであったなら、
原爆投下も冷戦も核軍拡競争もなかった可能性
があると論じ、
また同時刊行の著書について、
ハワード・ジンの『民衆のアメリカ史』(明石書店)
に影響を受けたが、草の根の視点から社会運動に
注目した同書とは対照的に、
『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史』
では権力の上部構造に注目したため、二冊は
相互に補完的であると語ります。(斉木裕明)

NHKBSの動画も3まで見つかりました。
よければどうぞ、非常に興味深いです。
再放送も5月にありますので。

第1回 第二次世界大戦の惨禍
再放送5月5日正午から


オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ... 投稿者 tvpickup

第2回 ルーズベルト、トルーマン、ウォレス
再放送5月5日午後1時から


オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ... 投稿者 tvpickup

第3回 原爆投下
再放送5月6日正午から


オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ... 投稿者 tvpickup


動画はありませんが第4回 冷戦の構図

再放送5月6日 月曜 午後1時から

第5回 アイゼンハワーと核兵器(仮)
5月6日 月曜深夜[火曜午前 0時00分~0時50分]


第6回 J.F.ケネディ ~全面核戦争の瀬戸際~(仮)
5月7日 火曜深夜[水曜午前 0時00分~0時50分]


第7回 ベトナム戦争 運命の暗転(仮)
5月8日 水曜深夜[木曜午前 0時00分~0時50分]