先ほどの乳歯を保存しましょうという記事にいただいたコメント
で思い出しました、以前こういう記事読んでました。

ただ汚染されてたら・・・・乳歯利用できないですよね、ひどい時代です。

 再生医療 乳歯活用の仕組み作りへ詳細はリンク先で動画もありますので。

傷付いた神経などを再生させるための治療に、歯の中の特殊な細胞が
利用できることがわかってきたことから、地域の歯科医院が
大学病院と連携し、抜けた子供の乳歯を将来の病気に備えて
保存する仕組みを整えていくことになりました。

日本小児歯科学会が発表

歯の中に存在する「歯髄幹細胞」と呼ばれる細胞は、骨や神経など
体のさまざまな細胞に変化する性質を持っています。

特に乳歯の場合は、歯髄幹細胞を高密度で含み、歯髄幹細胞が若いため
に遺伝子の損傷が少ない上、増殖能力が高いという特徴を持ち
歯が抜けた後に採取すれば体への負担もないことから
将来病気になった際、骨や神経などを再生させるための
治療に有力だとして注目されています。

例えば、高齢になって骨折した際に骨を再生したり、孫の乳歯を使って
祖父母の骨折治療に役立てられる可能性があるといいます。

■そして実用化はこちらの記事に抜けた乳歯、“再生医療”で重要な素材に詳細はリンク先でどうぞ。

★再生医療に光

「歯髄細胞バンク」の存在、乳歯の歯髄細胞を保存しておくことで、
将来、病気にかかったときにその細胞を治療に役立てられるという。

★歯髄細胞とは

 そもそも「歯髄細胞」とは何か? 歯科医で虫歯を抜かれると神経がつながっている。
その神経の先の歯の内部にあるのが「歯髄」だ。
この再生医療で幹細胞」は最大の武器といわれる。

 再生医療では、京都大学の山中伸弥教授が発見した、皮膚の細胞から作る
「万能細胞=iPS細胞」が有名だ。

 一方、今回紹介する歯髄細胞は歯の“髄”に含まれる幹細胞を利用しようというもの。

 なぜ歯髄細胞が再生医療に用いられるのか、同社の大友宏一代表が説明する。
人間の体で最も硬い組織が、象牙質やエナメル質で覆われた『歯』です。
この強固な組織の内部にある細胞は、紫外線や放射線など外部からの
さまざまなものから守られているので、遺伝子が傷つきにくいという
メリットがあります


 もう一つのメリットは-

 
「採取のしやすさ。骨髄細胞の採取は体に大きな負担をかけ、
臍帯血(さいたいけつ)は出産時しか採取のチャンスがない。
それに比べ歯は、小児の“抜けた乳歯”あるいは成人前後の“抜いた親知らず”
がそのまま利用できるのです」


★子供の保険

 培養した細胞は液体窒素タンクで冷凍保管し半永久的に利用できるという。
「お子さんの将来の“保険”として有効だと思います」

 どのような再生医療が期待できるのか。

 「現時点では主に、脳梗塞や脊髄損傷などの神経疾患、
骨折修復など整形外科、下あごや歯周組織再生など歯科などの様々な
領域での研究が行われ、3~5年以内に実用化されると思われます」

。さらに歯髄細胞は良質なiPS細胞を作ることができるので、
「将来的には全身への利用が期待できます」。

 気になる費用は、「登録料が8万4000円、細胞培養料が9万7650円、
10年間の細胞保管料が11万3400円の計29万5050円です」。

 高いか安いかは個人の考え方しだい。興味のある向きは同機構の
フリーダイヤル(フリーダイアル0120・87・3180)まで