21日は星の行方休止ライヴでした。
おかげさまで、一生忘れられない夜になりました。
星の行方をやっていないと見えなかった景色、
星の行方をやっていないと感じられなかったこと、
星の行方をやっていないと生まれなかった音楽、
星の行方は、この2年間であたしにいろいろなことを経験させてくれました。
今回休止することを決めた理由は、
あたしの結婚と妊娠です。
もともと今年中に結婚を考えていましたが、
妊娠がわかり、予定より早まりました。
妊娠がわかったのが1月末。
それから約2ヶ月はあたしの今までの人生の中でいちばん激動でした。
ものすごい勢いでたくさんの人を巻き込みました。
当初は3月のライヴで休止する予定でしたが、
ずっとお世話になっているビバリーヒルズのマスターの計らいで、
このような盛大なライヴをする機会をいただくことができました。
休止ライヴが決まった時は、
ステージにもう1回立てるチャンスをいただけたことが嬉しかった反面、
正直なところ、心配な気持ちの方が圧倒的に勝っていました。
無名のアマチュアバンドが決して万全とは言えない状態で休止ライヴをさせてもらうということに恐れ多い気持ちもあったし、
ビバリーをお客さんでいっぱいにできるのかも不安だったし、
ライヴが盛大になればなるほど、嫌でも「休止=区切り」を意識しないといけなくなる。
その心配を吹っ切るようにスタジオに入り続けました。
月並みですが、当日まで本当にあっという間でした。
そして迎えた本番。
ステージに立った星の行方を出迎えてくれたのは、満員のお客さんでした。
心配も不安も一気に吹っ飛びました。
本当にあったかくて、愛が溢れた会場でした。
1週間以上経ってますが、
このブログを書きながらも涙が出てきます。
こんな機会をいただけて、本当に本当に幸せです。
星の行方に出会ってくださったみなさま。
星の行方をあたたかく見守ってくださって、ありがとうございました。
年齢とか立場とか生き方とか、
いろいろなものを越えて触れ合うことができて、
本当に嬉しかったです。
星の行方の9割は、
星の行方に出会ってくださったみなさまの優しさでできています。
ビバリーヒルズのみなさま。
結成当時からご心配やらご迷惑やらたくさんおかけしました。
無理も我儘もたくさん聞いてくださいました。
星の行方を続けていくのに、なくてはならない拠点でした。
ビバリーが星の行方のホームで、本当に幸せです。
落ち着いたら、真っ先にビバリーのステージに戻ってきます。
古泉一平さん。
星の行方にはもったいなさすぎるゲストでした。
無茶振りをいっぱい聞いていただいて、ありがとうございました。
「区切りじゃなくて、新しい一歩」
ってMC(で合ってますよね?)、楽屋で聞いて涙出ました。
一平さんに出演していただけて、本当に嬉しかったです。
ともこ。
これからっていう時にあたしの事情で休止になってしまったこと、
ずっと引っかかってました。
アンコールの時の花束(&BGM)と嬉しい言葉のサプライズ、
本当に驚いたし、本当に本当に嬉しかった。
たったひとりのメンバーにあの場でいちばん盛大に祝ってもらえて、
こんなに幸せなことはないです。
ありがとう以外にも言いたいこといっぱいあるはずなのに、
ありがとうしか出てこない。
最上級の感謝を込めて、ありがとう。
お花や差し入れもたくさんいただきました。
入り切らなかったので、お花の部と差し入れの部に分けました。
一昨日のブログに書きましたが、
ようやく気に入った花瓶を買えたので生け直し。
1週間経ってもこんなに綺麗。
これから母親になるにあたっていろいろなことがあると思いますが、
あたしも強く優しく咲こうと思います。
またライヴハウスでお会いできる日を楽しみにしています。
本当に、本当にありがとうございました!!!
まりこ