RAWで撮っておいてよかった♪と思うとき(2) | ブローニーのブログ

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モデル撮影会の写真を中心に記事を書いてます。
モデルさんの素敵な笑顔の写真がいっぱいです。ポートレート撮影のノウハウも公開しています。

<<露出補正>>
夏の屋外撮影会では日差しが強いため、最新のデジタル一眼といえども露出をはずすことが多くなります。そのうえ、撮った写真をカメラのモニターで確認して露出補正をやろうとしても日向ではモニターが見えにくいため、正確な補正値をセットするのは難しいです。

おまけに少し構図を変えたりするだけで適正な補正値がコロコロ変わるので、補正値の変更に追われます。
しかし面倒だからといって補正をしないと白飛びばかりの写真になってしまいます。
いくら最新のデジタル一眼で撮ってもモデルさんのお肌のみずみずしさは失われ、
画質は低下し、カメラの性能を発揮させられなくなります。
  
↑最新のデジタル一眼なら大丈夫なはず、と思う人はこちらで確認してみてください。
露出をはずしたため白飛びが多く階調が失われてしまった写真がたくさんあります。
逆に最新のデジタル一眼じゃないのに階調豊かな写真を撮っているひとも多いです。

しかし、RAWで撮っていれば少し構図を変えただけなら後で調整できるので、露出変更の手間を減らすことができます。
しかもRAW現像をしっかり行えば数年前の1200万画素のカメラでも最新機種で露出をはずした写真より高画質の写真になります。
↑上から2枚目以下がSONYのアルファ700(1220万画素)で撮った写真の例です。
(室内なので条件が良すぎます、露出が合ってる場合の例として見てください。)