私は、H2というマンガが大好きである。
そう、ご存知のとおり、あだちみつる作の野球マンガである。
野球好きにはたまらないのはもちろんであるが、
野球を知らない人にも人気がある。
野球ではなく、人間ドラマの方が印象強いからであろう。
登場人物一人一人にしっかりした個性がある。
主人公は、国見比呂。
私にとって、
国見比呂は、
神である。
彼のモノの考え方は非常に参考になる。
才能がずば抜けているにもかかわらず、
彼の考え方は、実に庶民的である。
しかもこのマンガでは、彼はよく負ける。
しかし、すべての負けにドラマがある。
彼は言う。
負けたっていい、人は失敗から多くを学ぶと。
~だったら、~してれば、を言ってもきりがないと。
タイムアップのない野球、そして人生も同じだと。
いつの間にか私は彼より年上になってしまったが、
彼に学ぶことは多い。
そして、彼は、スケベである。
そこがまたいいのだ。
『私は必ずうまくいく』