昨日の月待講の余韻にひたりながら今日は御田植え。
なんて豊かな時間だったんだろう……とゆるんとしながら反芻し。
一緒に講元をしてるひまりさんと、月待講で昔ながらの手仕事をしつつの対話というのもいいんじゃないか、と話してて。
でも、同時に2人に迷いもあり。
ワークショップ的なレクチャーとかは、何か体験を得る楽しみというのはあって、それは楽しくて素晴らしいけれど、それを月待講に入れた時に『体験を得る』に目が行ってしまって、大切な『心を澄ます・耳を澄ます』が疎かになってしまわないかな、と。
私たち自身の準備がまだ整ってなかった、ということなんですけど。
どうしようかねーと話し合いを重ねること、実に半年(笑)
その中で、渡部旬子さん(旬ちゃん)が参加者として来てくれて、旬ちゃんのお話に耳傾ける中で、この人の草木染めは月待講の世界と自然と溶け合っていけるという感覚が2人の中に生まれ。
旬ちゃんに話してみて、3人で話し合いを重ねて。
満を持して、安曇野での月待講が誕生して1年の節目に、草木染めをしつつの月待講を開催する運びとなりました~(≧▽≦)
旬ちゃん、本当にありがとう~
本当にやってみて良かったです。
最初、女性らしく茜染めとか思ってたのですけど、最終的に会場であるmanayaさんに今あるもの、暮らしの中で共にあるもので染めてみようということになり。
manayaさんのお庭にこの日のために刈らずにとっておかれたハルジオンで。
令和の世に、花畑でほほ笑むかつての少女たち……昭和のアイドルみたいな(爆)
いつもは、ああ、草刈りしなきゃ……って横目で見てるハルジオンが、どんな色に染まるのか。
真夏のような陽ざしの日だけど、木陰は涼しく心地よい風が吹いていて、カッコウの声もして、ああ、いい季節だね~
manayaの前の小川で布をさらしたんですが、澄んだ水の冷たいこと
氣持ちよくて、身もつかってしまいたい……。
絞りをいれ染めながら、旬ちゃんからいろんな染めのお話、どうして旬ちゃんが染めを始めたのかなど聴きつつ、自分たちの日々思ってることなども、ゆるゆると。
もう一度小川にいって、さらして、絞りをとったら湧き上がる歓声
自分だけのオリジナル
お月様のように優しい黄色に、思い思いの絞りの手ぬぐい。
冷たい水にさらした手ぬぐいを早速頭に巻くひまりさん(笑)
ひんやりして氣持ちいい~(≧▽≦)
参加者のJさんが「幸せの黄色いハンカチじゃなくて、黄色い手ぬぐいですね」と。
ハルジオンを摘みながら、絞りながら、澄んだ冷たい小川で布をさらしながら。
真夏のようなお日様と爽やかな風、カッコウや小鳥の声を聴きつつ無心に作業に没頭したり、お互いの話に耳傾けたり。
それぞれの日常があって、なかなかに忙しく、いろいろあったりもするけれど、頭をからっぽにして、心解き放って、そのまんま、いる。
その豊かさ。
長くなっちゃうので(笑)3回くらいにわけてレポします(≧▽≦)
いつもの月待講は、午後スタートでスイーツ付きですが、今回はお昼をはさんでの回だったので。
「季節を感じるお昼ごはん」がまた、1周年ということでmanayaの勉さんの真心がすごかったのですよ。
なので、今日は、ここまで
募集中!
『月待講 ~めぐる季節の中で心をととのえる~』
6月25日(火) 13~15時
かつて月の巡りに合わせて女性がひと月に一度集い、飲食をともにしながら対話した月待講。
安曇野の豊かな自然に囲まれた古民家で、季節のものをいただきながら、自分の内から湧き上がるもの、
周りで起きるものに耳を澄ませていく時間です。
『あかり農園』 販売中!
『無添加 安曇野 ドライフルーツ』 りんご