補正下着ランジェリー
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萩本欽一とコンビを組み、コント55号で人気を呼んだコメディアンで俳優の坂上二郎さんが10日、脳梗塞の再発により亡くなった。76才だった。坂上さんといえば、1969年に『コント55号! 裏番組をブッ飛ばせ!!』が裏番組NHKの『天と地と』の視聴率を抜いたことでも話題となった。その最大の要因が、番組内で放映された野球拳だった――。(週刊ポスト1990年4月6日号より)

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『コント55号! 裏番組をブッ飛ばせ!!』(日本テレビ系)には、センレツなミリョクがあった。

「野球~す~るなら、こういう具合にしやしゃんせ!」

 欽ちゃんが音頭を取り、坂上二郎さんとゲストの女性タレントが、野球拳のリズムに乗って対戦。ジャンケンで負けたほうが、身につけているものを一枚ずつさも恥ずかしそうに、脱いでいく。おまけに、女性タレントから剥ぎ取った戦利品は、会場でセリにかけられて売られたのだ!

 ストリップと下着フェティシズムを茶の間で楽しめるなんて、こんな楽しいことが果たしてあっていいのだろうかと、一瞬、誰もが戸惑ったものだが、

「アウト! セーフ! ヨヨイノヨイ!」

 このフレーズだけは、会場でも茶の間でも、阪神ファンの熱烈応援なみに、大合唱したものだ。

 東映女優の桑原幸子は最後のビキニまで売りとばされ、ショーツ一枚に剥かれた小川ローザは、最後の一戦に負けて、嬌声とともにステージにひれ伏した。

 こうして、都はるみ、小柳ルミ子など、いずれ劣らぬ当時の美女たちが、とても明るい色気をふりまいて、楽しそうに脱がされていった。