<<自在に立ち向かってみる
デビュー戦で5着惨敗となった、木幡。
「前が早くなるっていう展開は読みがハマったんだけどなー」
「開幕週で内枠の芝が伸びるのかね?」
いや、違う、ただ単純に自在がバカみたいに強いのだ。
逃げているのに差し馬と同じ脚色で伸びる自在。
その強さを思い知ったのがデビュー戦なんだが、この時の木幡は気づきもしなかった。
なんせ強いのはスペシャルウィークだけだと思っていたので。
そんな訳で、排出された袋をあけてみる。
出てきたのはタイガーカフェ。
「おお、こんな渋い馬までカード化されてんのね!」
「こりゃ、俺の好きだったビンゴハナコやサンエイサンキュー、ニホンピロラックにウィーンコンサート、そしてウインブレイズも居るんだろうなー、やべぇ、楽しみだ!!」
上記の5頭が1頭も居ない件について、審議。
再び200円を投入し、コンティニュー。
「1レース、200円、、、、。高いなー。。。」
「でも、カードが排出されるからこんなもんなのかね。」
木幡にとってはホスラーがはじめてのカードゲームという事もあり、これが普通だと思っていた訳のだが、今思えばなんと無駄なお金を投資した事か。。。。。
そんな訳で再び全国対戦を選ぶ。
排出されたばかりのタイガーカフェ、デッキ1号として登録。
よし、こいつでレース出て見よう。
そんな訳で初期パラのまま全国参戦。
結果、惨敗。。。。。
うぉー、勝てねぇ!!!
そしてまた排出された袋を開く。
出てきたのは、、、
「うは、何かキラキラしてるのでた!」
「おお、オペラオー!すげー!!!」
と言う訳で、即デッキ入り。
これでテイエムオペラオーとタイガーカフェという2頭を手に入れた。
続くレースでテイエムオペラオーに乗ろうとするも、ポイントが足りないとの事で、断念。
「っていうか、ポイントって何よ?」
「レースに乗るのに何のポイントが必要なんだ!?」
「わけわかんねー!!!」
本当に不親切なゲームなクソゲーだ。
と言う訳で、タイガーカフェも出走したばかりで疲労が残っているのか、出走できないとの事なので、CPU馬で出走。 そして結果は初めての連対となる2着!そしてレベルがアップ!
「おお、ついに連絡みしたぞ!」
「レベルもアップしたし、こりゃ、次こそいける!?」
そして迎えた産経大阪杯
ポイントがいつの間にか貯まったらしく、オペラオーが出走可能なようなので、気合を入れて出走。
プレイヤーの相手はレディパステルとヒシミラクルだった。
「レベルは二人ともまだ木幡より高いのね、、、」
「でもさっきは惜しい2着だったし、今度はオペラオーだから勝てるだろ!」
結果、
ぶっちぎって1着!!!!!
実況どおり、木幡ガッツポーズ!!!
そして木幡の横でクイズのゲームをしているカップルに笑わる!!!
関係ないね、初勝利だもん!!!
と言う訳で、記念すべき初勝利は、GⅠ7勝馬、GRテイエムオペラオーがプレゼントしてくれた。
>>第四話 愛してるぜ、キングヘイロー