レ・ヴァン・フランセ2007 | Hornozaurusのブログ

レ・ヴァン・フランセ2007

聴いてきましたー!!
いやー、しらかわホールがよかった!
去年よりはっきりくっきりよく聴こえました。
特にバソン。
堪能しました~。
でもファゴットとの違いがよくわかりゃん。

出演者は
エマニュエル・パユ(フルート)
フランソワ・ルルー(オーボエ)
ポール・メイエ(クラリネット)
ラドヴァン・ブラトコヴィチ(ホルン)
ジルベール・オダン(バソン)
エリック・サージュ(ピアノ)

曲は
●ジョン・ケージ:管楽器のための音楽
●J.ハイドン:ロンド・トリオ ト長調 Hob.IV:2&Hob.IV:3
●ティエリーエスケシュ:レ・ヴァン・フランセのために書かれた新作(日本初演)
●ベートーヴェン:五重奏曲Op.16
●プーランク:六重奏曲

アンコールにテュイレ:六重奏曲3楽章

ケージとエスケシュは現代曲なんでこっちもハリネズミみたいになって聴いてました。
なんか構えないと現代曲って聴けないんすよね私…。
けど、やっぱりよくわからなかったー。

常にぼえホルンで吹ける曲を探してる身としては、ケージの2楽章って編成は
(ぼえホルンのみ。1楽章はフルートバソンクラのみ。3楽章は5人。)魅力的なんですが
曲が曲だけにあまりやりたいとか思えない…。

エスケシュはさすがルルーのためにかかれてるだけあってオーボエ最初の1音目はHighF。
…のっけからこれってありえんー。
パユのフラッター三昧でなんか不思議な空間に連れて行かれそうになりました。

ハイドンのロンドントリオはさいっこーでした。
フルートオーボエバソンの編成。
パユとルルーの音が重なるともう至高の響きです!!
これが1番良かった。ラブラブ!

今回1番楽しみにしていたのはプーランクだったんですが、残念なことにルルーが落ちました。
しかも思いっきり。
構えてるのに入らなくてどーすんだどーすんだ~?とか思ってたら
堂々とずれてばーん!!って入ってきました。
それから動揺からか3楽章でも落ちてました。

…そりゃないよルルー。しょぼん
ルルーがこんな失敗したのを見たのは初めてです。
驚きました。
でもだんだんあとから笑えて来た。
あんな堂々と入るって…
今後の参考にしよう。

全体的には熱~いプーランクでした。
冒頭でブラトコヴィチが吠えたので噴き出しちゃいました。
メイエもすごい音出してた。

また来てほしいなー。
他の曲も聴きたいです。