原美術館にて開催中の
『そこにある、時間- ドイツ銀行コレクションの現代写真』展
を鑑賞しに行きました。



曹斐(ツァオ フェイ ) 「自分の未来は夢 にあらず 02」
2006 年/120 x 150 cm/C プリント © Cao Fei / Deutsche Bank Collection



60点だけに限られた展示でしたが
各々個展を開くような
有名アーティストたちの作品がずらりと集結していて
見ごたえがありました。


私が一番印象に残ったのはコチラ。


深い瑠璃紺と燃えるような赤橙色の
コントラストが美しかった作品。



Gerard Byrne, A country road, a tree, evening:
Glencullen, between Boranaraltry Bridge and Johnnie Fox's, 2006.
© Gerard Byrne. Deutsche Bank Collection



陶芸で出せたらいいなぁ。と


そのほか、水の波紋が好きなのですが
部屋に飾りたいと感じた作品を心に残しておこうと思います。



Susan Derges, River Taw (hawthorn), 1998.
© Susan Derges, Courtesy of Pudy Hicks Gallery.
Deutsche Bank Collection



その他、アーティストのインタビューで
印象に残った内容を抜粋してメモ。

(引用:http://www.art-it.asia/u/admin_ed_feature/evsfapgSFmwG2Bx0z3D7

ダヤニータ・シンさんの言葉なんですが・・・


誰もがカメラを持っているので、
 何かが起こったときに誰がそこにいるのかわかりません。


言葉が発せられるように
イメージが生産される
状況となった今、
写真に対する重圧がかかっています。


これは重大なことです。


文章が書けるというだけでは大したことがない。


短編を書けるからといって、
新しい考えがあったり、
これまでずっと聞いてきたものと異なる話
書けるわけではないのです。」


分かるなぁ。。。
だからこそ、アーティストとの一線ってあるんですよねぇ。


時代を跨いで、受け継がれるものが
どれほど今の世の中にあるのか
ファッションを始め、疑問を小さく感じております。
これからも探していこうっと。


さて、こちらの展覧会は
2016年1月11日(月) までの開催です。
お見逃しの無いように