「ちゃんとごはんを食べれば、運がよくなる。」
そう提唱するのは、開運料理人ちこさん。

パワースポット巡りや開運グッズより、
食を変えるほうが、開運の効果があるそうです。



最近私がぼんやり考えていた
「食べるコトと人生の関連」に多分に通ずることがあり、
とてもユニークな本で共感しました。

最近忙しく食を疎かにしている方や
誰かのために食事を作っている方にも
ぜひ手にしていただきたい作品です。



食事は何のため?



さて、遅ればせながら主婦一年生のわたくし。


毎日の食を通じて、主人をはじめ家族の健康を
サポートするぞと張り切ってしておりました。


せっせと和食と野菜を中心にし、
出汁で味付け、もちろん減塩!
お肉はすべて油抜き・・・、
お総菜や揚げ物なんてとんでもない!!


家での食事を厳しく取り締まっていたのですが
最近になって皆から、
ガッツリ系(外食)が食べたいコールが 


ちょっとマクロビに凝ったりもしていて
言われてみると、
私の料理は病院食のようになっていました 


そこで考えを改め 


家族が喜ぶ食事を作れば・・・


疲れて帰ってきた一日の締めくくりに
家庭でホッと出来るし 
食事を楽しみに早く帰って来てくれるし 
美味しいお料理を囲めば、団らんも弾むし 
また翌日も元気に過ごせるかなぁ
と思うようになっていました。


そんなわけで、改めて食べることの大事さに気づき、
料理って、ただ健康のためだけでも良くないし 
食事自体にもっと深い意味があると感じ、
どう毎日取り組めば良いか悩んでいたのです 


タイミングよく、メンターのノリさんに
こちらの本を紹介していただきました。


神様とつながる開運ごはん [ ちこ ]
¥1,296 楽天


年中行事を学べる。




著者のちこさんは、普通の料理人とはちがい
神学についても学んでいらっしゃる女性です。


そのため、季節の伝統料理をただ紹介するのではなく
日本の伝統行事の意味を掘り下げて解説し、
古人の感性や精神までも伝承しているのが魅力です。


食を通じて感謝する気持ちを育むのに
素晴らしい指南書。


大人の私でも知りたいと思っていた
行事の背景が書かれていて、
いつか私も母になったら
この本から教えたいことがたくさん見つかりました 


なぜ、ごはんで運が開けてくるのか?



人間生きていくと、理想と現実の狭間に立たされます。


そのシーソーの上でバランスをとるのが、感性(たましい)であり
それを整えるのが、食を糺すことだと提言しています。


ダイエット(食事制限)をし過ぎると、
体と心の均衡が崩れます。


よかれと思ってやっていたことですが
結果的に、私は無理をしていたようです 


たましいの声(感性)を無視していたなぁと
こちらの本を拝読して、気づかされました。


まとめ

さいごに、こちらの本を読んだ後
どんな意識の変化が起こるのかについて・・・


一番、すぐに真似できるお料理が
「開運おむすび」です。




誰もが既知であるおむすびの作り方 


ちこさんは、
「大切なのは、おむすびを握るのではなく、
“光”を握っているとイメージすること」
と綴っています。


さらに、
「おむすびから、まばゆい“光”が
 あふれ出てくると感じるまでイメージ(略)。」


おむすびを食べた人が、
無邪気な子供のような笑顔になっていく姿まで
想像
しながら、握るというのです。


お料理するときの、コツとはまた一味違う
こんな美味しくなる極意を聞いたのは初めて 


料理は愛情、って
手間をかけたほうが美味しくなる
という意味にとらえていたけど 
また一つ、深いところを学べました 


この心意気をまずは身に染み込ませて
お料理を頑張りたいと思います 


ぜひ、ちこさんの本
みなさんも手に取ってご覧くださいね!


のりさん、素敵な本のご紹介ありがとうございました