~彫りの森~仏像彫刻

~彫りの森~仏像彫刻

仏像や仏画の制作過程、日々の活動をお伝えします!

Amebaでブログを始めよう!
こんにちは。
梅雨空の続く中、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
紫陽花の見頃が過ぎ、季節が移り変わっていくのを感じます。

さて、数年間にわたり掲載させていただいておりました観音さまが、ようやく完成となります。

最終作業は、本体・台座・光背をそれぞれバランスを見ながら組立てる作業です。
慎重に、落ち着いてと思いながらも、どこかではやる気持ちがあり、完成間近の独特の緊張感でした。

先生に何度も確認いただきながら、修正を繰り返し、
いよいよ完成です。

◇聖観音菩薩立像(本体1尺2寸 約40センチ)

{D14AAFC2-E045-473C-AA62-5E82E466E7EE:01}

{25A2EBAA-5882-425C-807C-A7C6C67D579F:01}

{BA33A533-D90C-4089-9487-BBD2627348A0:01}

先生方をはじめ、日頃よりブログを見てくださるみなさま、家族や支えてくださるたくさんの方々への感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、ありがとうございます。

技術面はもちろんですが、様々な気付きを大切にし、これからも精進して参りたいと思います。

今後とも、何卒よろしくお願いいたします。


飯田

クローバークローバークローバー体調を崩しやすい時期です。
           どうぞご自愛くださいませクローバークローバークローバー
先日開催されました、仏画の作品展は、お陰さまで無事に終了いたしました。
お越しくださいました皆さまに、心から感謝いたします。
私自身、勉強を始めたばかりですが、絵を描くことだけでなく、様々経験させていただき、とても勉強になりました。
今後は定期的に作品展を開催するそうなので、いっそう精進してまいりたいと思います。

さて、彫刻に戻りまして、
光背の続きです。
全体に形を彫り出せましたので、ひと通りノミ跡を整えてから仕上げに入ります。
まずは真ん中の蓮の部分から。



次に周囲の唐草です。
蓮部分がキズつかないように覆ってあげます。



ひと通り仕上げが出来ました。
光を上部からあてると、よりハッキリしてきます。
憧れの唐草光背の完成は、本体と同じくらいの喜びです。


光脚といって、光背を取り付けるためのパーツを作り、いよいよ最後の仕上げに向かいます。


夏日が続く中、新緑は優しい若葉の色から、力強さを感じる色味へと変わってきましたね。
水分補給を忘れずに、どうぞお体にお気を付けてください。


こんにちは。
桜はあっという間に葉桜にかわり、道端には春の草花が咲き始めていますね。

作業をしていても、気持ちのいい季節です。

さて光背ですが、いよいよ唐草部分の彫り出しです。
宝相華の部分は後にして、まずは唐草部分の高低差をつけていきます。
{58D9733D-DD99-4B84-9561-05F2326EB3AF:01}

{93847328-75F8-4D1C-B9A6-03F7883D29E1:01}


ひととおり終えたら、次に宝相華にうつります。
{6C3B3048-C572-4021-8A3F-5464AE81D2C4:01}

全体の雰囲気は出て来ましたがボヤッとしているので、細部を彫り進めます。

気候の影響で体調を崩される方も多いようですから、皆さまもどうぞご自愛ください。

ありがとうございました。