一宮クラス〜肩の動きの改善 | あべこべ体操

あべこべ体操

「あべこべ体操」とは、身体の一部分をあべこべに
動かすと言うフェルデンクライス・メソッド(※)
の特徴的な動きに、その他の体操や健康法を加えて
アレンジした体操です。
気軽に楽しみながら身体の歪みを取り、柔軟性を増
し、肩コリや腰痛を緩和します。

8月13日あべこべ一宮クラス。
お盆なのにいつもの常連さん2人が来てくれた。



右手で左手首をつかみ、左膝を立てる。


左手で右腕を左に引っ張ると同時に、左足で床を押し骨盤を右に転がす。


前半は、椅子に座り、頭とお尻、胸と頭、胸とお尻のあべこべで体幹の分化。あべこべ体操の基本

後半は、参加者の1人が右の肩甲骨の辺りがいつも凝るということで、肩・肩甲骨の動きを改善するレッスン。いつも右側が張ったり凝ったりするというのは、日常的に身体の右側ばかり使っているということであり、左側が使えていないからとも言える。結果的に、左右の身体が協力して動いていないということになる。

床を利用して、捻りの動きを行った。寝た方があまり余計な緊張をせずに動きができる。あえて写真のように、右腕を左に引っ張りながら左足で床を押し、肩の回転と腰の回転をあべこべにする。こうやってあえてやりづらい動きをすることによって、習慣的な動き=癖のある動きができないようにして、普段使っていない左側や身体の他の部位を使わざるをえないようにする。

2人とも、肩関節や胸郭が柔軟になり肩の可動範囲が大きなるとともに、身体全体が軽くなった。

腕と脚の間にある部位、つまり胴体が床と接している部位の関係性が変わり動きが引き出される。