アスコルビン酸で塩素除去?子供は年寄りに風呂にいれてもらえ | せっけん作り、アルカリ洗濯・・・ ちょっとだけ生活を楽しくしたい +10%ウキウキ生活

アスコルビン酸で塩素除去?子供は年寄りに風呂にいれてもらえ

最近、風呂に入るとチクチクすると娘が言うんです。
私も前からチクチクしてたんですけど、私のは原因が違うのよね。

大抵一番風呂入るから、もしかして塩素とかなな~~なんて思ってしまったわけです。
(実際はわからんけど!)

アスコルビン酸で塩素除去っていうと難しそうに聞こえるけど、つまりのこと、喫茶店にある水のボトルにレモンの薄切りを入れるのと同じことをやっちゃうわけですね。

【以下、Yahoo知恵袋より引用
重量:ビタミンC(アスコルビン酸100g)
□残留塩素処理能力:遊離残留塩素(総除去量・水道水36000リットル) ・・・・より
1g アスコルビン酸で 360Lの水道水の塩素を除去可能と言う計算になります。
220L の浴槽を使用と言う事では 0.6g アスコルビン酸を入れれば良いという計算になります。
小さじ 1/2 の 1/4 入れれば良いという事になるのではないですか?
ごく少量で 水道水の残留塩素は 除去できる計算になります。


塩素は次のように除去されます。
C6H8O6(ビタミンC)+NaClO(次亜塩素酸ナトリウム)→C6H6O6(酸化ビタミンC)+H2O(水)+NaCl(塩化ナトリウム)


またもや、私の好きそうなネタです。
ワクワクしてきます。
なんと、小さじ4分の1で風呂一杯分塩素除去できるなんて、なんていう経済的な・・・(気分だけ経済的に感じるのかも!!)

250g:990円(送料込)=0.6g:x(風呂の回数)
250x=990×0.6
250x=594回

594回、風呂に使えます。1回のコストは、1.6円。
安い!?

早速アスコルビン酸の購入です。
調べたところ、ここが送料も含めて一番安い感じです。250gを買ったのですが、メール便で送ってくれました。

コラーゲンキレイ:【食品グレード L-アスコルビン酸】 *ビタミンC 100g/250g

さて、ここまでアスコルビン酸で塩素除去の話を書いたのですが、もうちょっといろいろ調べてみました。
アスコルビン酸を手に入れるのはなかなかめんどくさそうじゃないですか。
なので、他にも手に入れやすいものはないかと考えてみました。

アスコルビン酸によく似たクエン酸(いわゆる酢)はどうなのかと。
結論アウトのようです。

クエン酸には塩素を中和する力はないそうです。
クエン酸や重曹で塩素除去!とうたっているのは嘘っっぽいですね。
レモンで塩素除去ってのは、レモンはクエン酸がほとんど主体・アスコルビン酸少量なので、微量に含まれたアスコルビン酸によって塩素が中和されたようです。
科学の実験などで、レモン果汁によって塩素が中和された=クエン酸で除去できたという結果の文書を見たんですが、どうやら違うようです。

【以下引用】
アスコルビン酸は還元力があり、電子をわたしやすい特性を持っています。そのため塩素などに率先して電子をわたして無害化(塩素イオンへ)します。
重曹やクエン酸はその能力(還元力)が無いため無害化できません。


『魔法の液体ビネガー…』編著作業にあたり、現象面を検証した結果からのみ申し上げますと、
アスコルビン酸はごくごく微量で、投入後2~3秒後にはお風呂の湯の残留塩素を除去します。
クエン酸の場合、上記と同量を加えても依然として塩素は残留しています。
もっと多く加えると、塩素が全く減らない上に風呂水のpHが下がってきます。
重曹は残留塩素除去には機能しません。


こっちは興味深い内容。

【以下引用】
野菜などの食品の消毒に次亜塩素酸を使うのですが、クエン酸を加えたほうが殺菌力が強くなると言われました。本当でしょうか?次亜塩素酸って酸性の薬品とは混ぜないほうが良いのでは?それとも、弱酸性にして塩素を発生させ殺菌しようというのでしょうか?教えてください。


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>弱酸性にして塩素を発生させ殺菌
そのとおりです。逆にいうと、早く分解して塩素を放出してしまうので、長持ちはしません。


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「50PPMの次亜塩素酸ソーダ」

「薄いクエン酸(1%程度)」


を混ぜた場合でも塩素ガスは発生するのでしょうか?

発生します.
まず,次亜塩素酸ソーダとクエン酸の反応により,次亜塩素酸が発生します.
次亜塩素酸は不安定であり,塩酸,塩素酸,酸素を生じます.
この塩酸と次亜塩素酸が反応して,塩素ガスが発生すると思います.
しかし,50PPMと1%はかなり薄い溶液どうしの反応なので,人体に害があるかどうかは,わかりません.


情報を照らし合わせてみると、クエン酸には塩素除去能力はないし、むしろ塩素だしちまうじゃねえかという話。
アスコルビン酸も酸のような気がするけど、化学式がクエン酸も違うし、塩素を塩素イオンに変えちゃうので塩素除去能力(塩素除去言ったら語弊かもしれない、「無害化」という言い方のほうがいいかも)があるらしい。

ちなみに水道水は、次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素酸カルシウムで殺菌しているそうな。
ただし、水道水は次亜塩素酸の濃度が1ppm以下らしいので、どう考えても人体に害があるほどの塩素が発生するとは考えにくい。
ただ、少なからずともクエン酸と次亜塩素酸を混ぜることによって若干の塩素が発生すると思われるので、塩素を中和することは無く、微々たる物だろうけど塩素の濃度が高くなるんだろうと思う。

塩素をアスコルビン酸で除去してみたって実験を見つけたのでリンク。

私も実験したい~~!!!!
楽しそう!

ここも私の考えていることを証明してくれるような内容がかかれていたのでリンク。

色々羅列しただけですが、自分なりに結論でたのでOKとします(笑)

そういや、スーパーで売ってるハイレモンでも塩素除去できるってかいてあったんだけど、成分は「砂糖、フラクトオリゴ糖、粉末はちみつ、粉末レモン果汁、ビタミンC、紅花色素、香料、カゼインNa(乳由来)」。

粉末レモン果汁はほとんどがクエン酸と思われるので、ビタミンCってのをアスコルビン酸と考えればいいのかなあ。
それはらば、ハイレモンでの塩素除去ってのはOKと思われます。

ハイレモンの場合は、お風呂に1錠入れたらいいそうな。

最後に・・・・・。
上のリンク先に書いてあったんだけど、、、、

環境衛生課:
「有機物を混ぜれば塩素は中和できるんです。例えば醤油やお味噌を一滴たらすだけでもいい。ただ、それではイメージが良くないので、ビタミン Cを採用したということではないでしょうか。お風呂のお湯なら、誰かがお湯につかれば それでもう塩素は中和されるんですよ。」


ガビーン!!!
いっぱい調べたのに、なんだ結果それかよ!と思ってがっくりしてしまったりします(笑)

前向きに考えれば、「一番風呂ならアスコルビン酸で塩素を無害化しときましょ」「二番風呂ならもういらんね」ということです。

肌が強くて雑菌をいっぱい持っているお年寄りを一番にお風呂に入れ、せっせと塩素を無害化してもらい、まろやか~~~になったところで子供を入れるのがお勧めです。
お年寄りが持っている雑菌って子供を強くするからね!

現代の子供が病気になりやすいのもお年寄りとの接触が減ったかららしい。
しかしお年寄りと言っても今70歳80歳とかのお年より。
50才とかだともうあんまいい(?)雑菌持っていないと、どっかで聞いたことがある。

子供はせっせとばあちゃんと一緒に風呂に入れましょう!

久々に楽しい調べ事だった。