今後の俺の仕事は、これになると思う。

 

認知行動療法の専門家として、

カウンセリングできる占い師を育てていくことになると思う。

 

認知行動療法と書くと、仰々しい。

ウィキも

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E8%A1%8C%E5%8B%95%E7%99%82%E6%B3%95

 

と、パパッと読めるような内容ではないが

 

ただ、学問に仕立て上げられていると難しく思えるだけで、

こういう学問があるとも知らない普通のおばさんが、

認知行動療法の達人だったりする。

 

そうでなくても、

心理学を学び、

人の悩みに寄り添いたい。

楽にしてあげたい。

悩みを解消し、幸せになってもらいたい。

そう思っている女性たちは、ほんと多い。

 

 

占いの欠点でいれば、『科学的でない』ということが

真っ先に上がるが、

認知行動療法は、科学的な治療法である。

 

日本では、まだまだ知られていないが、

うつ病、不安障害、依存症などのメンタルヘルス

ですでに成果を出している。

 

俺が思うに、占いでうつ病が治ったって話は、

占い師が、認知行動療法を使ったからだと思う。

 

占い師が認知行動療法を使う利点は、そこにある。

 

悪徳占い師との差別化を図るために

科学的な技術である、認知行動療法の専門家であることは

利用するクライアントに安心感を与えることができる。

 

われわれ占い師が一番困るのは、

占いを利用したいクライアントが

どの占い師を選んだらいいのか? わからないことにある。

 

今のままだと、

霊感を使う占い師と、普通の占い師との区別がついていない。

それどころか、占い師は、みんな、霊感が使えるなどと嘘を言って

詐欺だと思っている方さえいる。

 

霊感でうつ病を治しました。という占い師と、

認知行動療法で治しました。という占い師と、

どちらを信用するのかは、クライアントに決めてもらえるだろう。

 

 

 

 

占いは精神科や、カウンセリングよりも、敷居が低い。

 

 占いに来られる時は、精神的に不安が強い時が多いのが

日本の占いの利用者によくみられる。

 

DVや依存症の方の多くは、自分は病気ではないと思っている。

やばいなと思っていても、医者に行きたくない方も多い。

 

また、DVの被害者や、依存症の患者を持つ家族の相談の場にもなる。

 

占いの相談には、DVや、不倫(恋愛依存症)、不安障害も多い。

カウンセリングや、精神科に行くほどではないけど、

モヤモヤして苦しいと思って占いに来る方は多い。

 

薬物での治療も必要だと思うが、薬物を嫌がる方も多い。

まず、認知行動療法を受けてもらい、それから、

精神科と連携してもいいと思う。

 

認知行動療法の専門家を育てることは急務だと思う。

その一端を、占い師が担うことで、

精神疾患の治療だけでなく、早期発見や、予防もできる。

 

占い師が認知行動療法ができることで、

さらに世の中のお役に立てるはずである。