山形県最上郡最上町大字大堀988 TEL 0233-42-2011
日帰り入浴 500円 10:00~15:00 (宿泊8000円~18000円)
お風呂の種類:ローマ千人風呂(混浴)、岩風呂(男女交代制)、
あたたまり湯(男女)、オランダ風呂(男女)など
江戸時代、明治元年の建物も現存する老舗旅館。
訪れた日は大雪でした。
数十分お風呂にいっていた間に車は雪にすっぽり包まれてしまっていたし
別館に車を停め、本館へ歩いて行くだけで雪だるま状態・・・。
そんな感じだったので素敵な建物がちゃんと写真に撮れず残念。
まず別館(写真右上)に入って行くと「お風呂は本館です。お金はこちらで受け取ります」
と言われました。「本館についたらマイクでご案内します」マイクって??と思いつつ
と言われました。「本館についたらマイクでご案内します」マイクって??と思いつつ
大雪の中、本館へ(写真左上)。本館に入るとさっきのおばちゃんの声がマイクを
通して聞こえてきました。「お風呂は左手の方へ・・・・」声をたよりに進みます。
(カメラかなんかで見えてるのかな~??)
(カメラかなんかで見えてるのかな~??)
(写真左:本館玄関、写真右:お風呂入口・洗面所)
マイクの声をたよりに進むとレトロな洗面所。左側に男女別の「あたたまり湯」、
右側に「岩風呂」(男女交替制)、奥に混浴の「ローマ千人風呂」と「滝の湯」が
あります。レトロなドアのトイレがありますが、中はちゃんと整備された洋式の
水洗トイレです。
いろいろなお風呂がある中、やっぱり一番素敵だったのが混浴のローマ千人風呂。
(女性、男性タイムあり)訪れたときは混浴タイムでしたが誰もいなかったので
のんびり入れました。円形のモザイクタイルの湯船に柱が立っています。
カランなども無くシンプルな湯船のみの造り。脇に岩づくりの湯船と打たせ湯が
あります。お湯の温度も程よく、透明で茶色い湯の花がふよふよ浮いたお湯も
良かったです。壁のタイルで描かれた絵も素敵。モザイクタイル好きな私は、
脱衣所のピンクのグラデーションの柱を眺めてるだけでもうきうきしました。
脱衣所の棚の上にあった置物。お風呂によって違うのがまたかわいらしく
発見するたびにわくわく。花咲じいさんかな?金太郎でしょ。で、金太郎とキューピー!
ローマ千人風呂を満喫してしまったので他のお風呂には入らなかったのですが、
岩風呂(写真左上)は天然石で作られています。あたたまり湯(写真右上)は
こじんまりとしたタイルばり。どちらもカランなどは無く湯船のみのシンプルさ。
帰ろうとしたら、すれ違ったお客さんに「オランダ風呂に入りましたか?」と聞かれ
「知らない」と言うと親切に案内してくれました。宿の階段を何回か上り奥の方へ
進んでいくと(・・・迷いそう)、オランダ風呂がありました。(写真左上が男湯、右上が女湯)
あたたまり湯のようなタイルばりのお風呂ですがシャワーがありました。
もしかしたらこちらは宿泊者専用なのかもしれませんね。
老舗の旅館は素敵でした。カランもない不便なお風呂ですが、
ずっとこのままのレトロな姿で残していってほしいと思います。
泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉 低張性弱アルカり性高温泉
69.5℃ PH7.8
69.5℃ PH7.8
シャンプー・ボディーソープ あり シャワー なし (オランダ風呂のみあり)
ドライヤー なし
(入湯日:2004年3月7日)