暗算の達人 アーサー・ベンジャミン&マイケル・シャーマー | 本に恋して❤

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本が好き! 
自分が読んだ本を感想とともに残しておきたいと思いブログを始めました。

暗算の達人 [ アーサー・ベンジャミン ]
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アーサー・ベンジャミンさんは


以前


スーパープレゼンテーション


ランドール・マンローさんと同じ日に


出演されていた


サイエンス・コミュニケーターです









スーパープレゼンテーションでは


フィボナッチ数列のお話しを


されています





私は


フィボナッチ数列と言われても


???


でしたが


アーサー・ベンジャミンさんの


お話しに


ついつい引き込まれました





本が出されているなら


「読んでみたい」


と思っていましたので






最近


よ~~く通っている


図書館で探してみたら


「ありました」
(^~^) ンフフ






それが


「暗算の達人」


です




暗算の達人





第0章

まずはやさしい小手調べの暗算術から


では


瞬間掛け算

32×11

の答えを面白い方法で


求めます









その方法とは





まず


32を3と2で足します


3と2を足すと5ですね


3と2の間に


5を入れます







すると


352が答えになります







と書かれていますが


疑い深い私は


電卓で検算しました



答えは


352です
(ノ゚ο゚)ノ オォ~!





次に


53×11


という問題も


先ほどと同じように


やってみましょう






5と3を足します


答えは8ですね


5と3の間に8を入れて


583となります



検算してみると


583・・・


。(;°皿°) ヒエ~!


合っている







ここから


がぜん面白くなってきました











第1章

増やしたり減らしたり:

足し算と引き算の暗算






二桁、三桁の足し算


引き算の方法が書かれています


それは


左から右へ足したり引いたりします




三桁の足し算で例を


挙げてみます




 538
+327


を足すときに


327を

300と

20と

7に分けて足していきます


538に300を足す

838


838に20を足す

858


858に7を足す

答えは865です







引き算も


左から右へ計算し、

大きな問題を

小さなやさしい問題に

分解していくと、

引き算も足し算と

同じくらい簡単になります。



と書かれています



やってみましょう



 86
-29



86から


まず20引きます


66ですね




66から9引きます



答えは57です





この引き算には


もう一つ


方法があります




86からまず


30を引くのです


56ですね


そして


引きすぎた1を足します


答えはもちろん


57です
(b^-゜) ネッ!








第2章

子供のころ熱中した:

掛け算の暗算






驚いたのは


二桁の数の二乗が


暗算でできることです





この計算の説明は


私の文章力では


表現できないので


省略しますが


自分でやってみて


出来たときは


「わたし・・・スゴイ」


じゃなくて


‟アーサー・ベンジャミンさん”


がスゴイのですが




やってみると


自分が魔法使いになったような


気分でした
(*^.^*) ウフフ






第3章

掛け算を磨く:

いろんな工夫を使い分けよう







二桁×二桁の掛け算


から


三桁の三乗までの


暗算の方法が書かれています







だんだん


難しくなってきますが


方法はなんとなくわかります








第4章

割って割ってやさしく:

割り算の暗算







面白い方法が書かれていますが


私の表現力では


その面白さをご紹介できません
(ノ_・。) シクシク








第5章

ざっとでいいのよ:

概算の暗算







「計算は正確でなくては」


という考え方が


「あれ、そうでもないかも」

とちょっと目から鱗のようでした



ひとつだけご紹介させていただきます


スーパーマーケットで買い物をしました

上は実際の金額

下は数字を丸めた金額です


1.39ドル
0.87
2.46
0.61
3.29
2.99
0.20
1.17
0.65
2.93
3.19

19.75ドル



1.50ドル
1.00
2.50
0.50
3.50
3.00
0.00
1.00
0.50
3.00
3.00
19.50ドル


下は数字を丸めただけなのに

上とほぼ同じです
(^ε^)♪ スゴイ~





第6章

まだまだ現役:

筆算の名人芸



ここで

スゴイ!

と思ったのは

平方根の筆算です


自分がこの計算をするなら

まず電卓を使うだろうと思いますが



この本を見ていると

「ふむふむなるほど~」

と思ってしまうのです



そして

「計算って美しい~」

と思うようになってきました



第7章

お話しなら覚えやすい:

数を言葉で記憶する






円周率などの数字の記憶を

お話しにして

覚える方法などが紹介されています



第8章

難しいことをやさしく:

高度な掛け算



ここまでくると

五桁の二乗という

訳が分からない

数字になってきます



ここで


第7章で学んだ

数を言葉で記憶する



が生かされます




あまりに大きい数字は

名前に変えて覚えておいて

次の計算を終えてから

その名前で覚えておいた

数字を足したり引いたり

掛けたり割ったりするのです


ナルホド!



第9章
スピードマジック:
いろんな数を当てる





誰かひとり指名してその人に

数を考えて貰います



その数を掛けたり

足したり割ったりすると

ある数字になるというマジックです



この章の中で

私が驚いたのは

魔方陣が出てきたことです



魔方陣とは

縦4マス、横4マス

計16マス

の縦計横計の合計がイコール

だけでなく

斜めも同じ数になるというものです



以前

私も魔方陣を作ってもらったことが

ありました


例えば

誕生日が

1986年6月4日だとします

19+86+6+4

答えは115です




その縦も横も斜めも

115になっているのです


作って下さった方は


「簡単だよ~」


とおっしゃってみえましたが


縦と横はできるのですが

斜めをどうしたらいいのか

わかりませんでした



インターネットで調べれば

分かると思いますが


「それはしたくない」

と思っていましたが


いらいそのまま放置・・・(^▽^;) ハハ



そうしたら今回

ココに


魔方陣が~!
\(^_^)/ヤッタ~


やっと解明できる~❤


と思ってやってみたら

違うものでした(T_T) エ~ン




作ってもらったもののほうが

高度なテクニックが必要な模様です
(*゚ー゚)ゞ ポリポリ




この本を読んでいたら

「博士の愛した数式」

という映画を思い出しました




あの時も

「数式って美しいわ~」

と思ったことも思い出しました(〃∇〃) エヘヘ








今日も最後までお読み頂き
本当にありがとうございます(*v.v)。