久々に本を読んだレバレッジメモ、というか感想を書きます。


今回読んだ本はこれ。



この本は、一年ほど前に出版された本ですが、出版当時、結構売れた本だったと記憶しています。

前半は、現在と未来のITシステムのダイナミックな変化を、全くの初心者でも、とても分かりやすく、
また、興奮を誘うように面白く書かれています。

字面だけ追っても、その大変化ぶりに、心躍らさずにはいられません。
文中度々出てくる、「Web進化論」を読んで、ワクワクドキドキした人は、是非一読をお勧めします。


で、私が読んだ感想は、本の後半に全てが詰まっていました。



これからは、個人、組織としての輪郭がより鮮明に浮き彫りにされてくるでしょう。

もっと言えば、クラウドをはじめとした、ITインフラの劇的な変化に伴って、それを活用できる個人が
活躍できる時代になると思います。

そして、その個人をうまく活用できる組織が生き残ることができる時代になるでしょう。

社員は会社のためにある、と考えていては、その会社はつぶれます。

私が別に読んだ本では、こう言っていました。
「上司は、部下の奴隷たれ」

私も「にわか管理職」として、日々この言葉を反芻していますが、これがなかなか難しいです。
だが、そうあるべきだと思っています。

さて、少しそれましたが、誤解を恐れず言うと、これからは、個人の時代です。
今の組織という枠を超えたつながりの時代が本格的にやってきます。


IT業界に身を置いている人だけじゃなく、その他全ての人に、あらゆるチャンスを実現できる環境が
できつつあります。
むしろ、出来上がっていると言っていいでしょう。

その環境をうまく使いこなすことができれば、飛躍が待っています。

普通を捨てて、「バカ」になれ。

そして、今ほどチャンスがある時代の変化に臆せず、その一歩を踏み出そう。
そうすれば、とっても楽しい日々が待っている(笑)