●FXトレード情報:スペイン国債金利低下と今後
こんにちはかなめです。(‐^▽^‐)
ある国際金融筋は、「サルコジ氏が去り、仏大統領に就いたオランド氏は根っからの社会主義者で、メルケル首相とは相性が良くない。
一方で現在、メルケル首相の経済補佐官を努める人物が、かつてモンティ伊首相の顧問であった関係もあり、独首相のモンティ首相に対する信頼感は事のほか厚い」と打ち明ける。
つまり、今やユーロ債務危機は『独伊蜜月』によって管理されていると言っても過言ではない。
モンティ首相ともども「スーパーマリオ」の異名を持つイタリア人ECB総裁の危機封じ発言は、その延長線上で考える必要がある。
そのドラギ総裁が26日、「ECBは単一通貨ユーロ存続のために権限の及ぶ範囲であらゆる措置を取る用意がある」、「ユーロ存続のために必要ないかなる措置も取る用意がある」、「ECBの行動によってユーロを守ることができる」と豪語した。
ECB総裁のユーロ牙城死守への決死の覚悟を目の当たりにして、ECBがスペインやイタリアの国債を大量に購入するとの期待が浮上、スペイン国債10年の利回りは大幅低下し節目の7%を割り込んだ。
追加緩和の度にデフレ期待を醸し「市場との対話」に失敗し続ける何処かの国の中銀総裁と違い、ドラギECB総裁は非常に「市場との対話」が巧い。
今回ヘッジファンドなど投機筋のユーロ/ドルの目標1.20ドル水準への接近で買い戻しが入るタイミングを狙っていた節がある。
もともと、ユーロ/ドルの心理的抵抗線は1.20ドル水準とされ、「中でもヘッジファンドなど投機筋はスペイン、イタリア国債利回り上昇による『ユーロ・キャリー』手仕舞いレベルを同水準(1.20ドル)に据えていた」(あるファンド幹部)。(続く)
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と、まードラギさんの発言で期待を持たせましたが・・・あらゆる措置って?
具体案が出てないのがイヤですね。
このままだと8月2日のECBで失望売りもあります。
8月は元々円高になる傾向が強いので皆さんお気をつけください。