中国株もいいけけどインドもね! | 中国株をテクニカル分析(予定)

中国株もいいけけどインドもね!

、BRICsの一角として中国などと共にインドが非常に注目を集めています。
私も実はその一人でチャンスがあればインド株に挑戦したいと思っているので
すが、日本からの投資はなかなか難しいようです。この辺りの事は「いんどぶろぐ」さんのサイト。http://www.donaida.lib.net/india/blog/に詳しく書いてあるので参考にしてもらうとして、しかし、いざ投資できるようになった時にすぐに対応できるように少しは勉強しておきたいものです。

そこで、8月2日号の日経ビジネス(会社から拝借)に
「燃え上がるインド経済」~あと5年で日本を追い抜く?~という特集が組まれていたので、少し勉強してみました。

まず現在のインドの状況は
1.自動車・・・販売台数が2000年から2003年にかけては年間70万台程で横ばい
が続き、2004年3月期にはいると需要に火がつき初めて90万台の大台に乗せた。
今期は更に10%以上の伸びが見込まれている

HONDAはHONDAシェルカーズインディアという工場で「フィット」をベースにした小型乗用車「シティ」を生産し約65万ルピー(150万円)で販売中。現在納車は1ヶ月待ちという人気振り。9月からは工程を見直し年産36000台体制へ。HONDAって凄いですね。中国のデンウェイみたいな企業が生まれるのかもしれませんね。

2.自動車以外で伸びているものは携帯電話。毎月150万人というハイペースで爆発的に利用者が増えており、今年6月に利用者が2921万人となった。
「電灯がなくても携帯電話を持つ」家庭が増えているようです。

NOKIAのオリラCEOは「インドは世界で最も早く成長する市場になった」と話しています。

3.インド国民の毎日の生活はタタ財閥抜きには語れない。朝起きればタタ傘下の供給する電気を使い、タタ製の紅茶を飲み、街で人気の腕時計もタタ製。電話回線もインターネットもタタが提供している。通勤バスもタタ。タタすげー
タタ財閥の旗頭的存在の企業タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)
4.インド経済は好調で2003年の実質GDPは8.3%の伸び。今後も年率5%~6%
の伸びを見込む(原油動向は心配ですが)
5.世界銀行が発表した物価格差を調整した2003年度の購買力平価換算GDPは340兆5820億円で日本のGDPの86%の水準。あと5年で日本を追い越すという見方もあるそうです。

インドが中国よりも経済成長が出遅れた原因の一つは経済成長の牽引車となった産業がITだった事が原因。「ソフト開発はアウトソーシングなどのサービス業はGDPの55%を稼ぎ出しているが雇用者の23%と経済への波及効果が限定的だった」と英研究機関のARANCAは分析しています。

インドのITって有名ですよね。九九も小さい子供が2桁まで平気でやるそうでよ。
ただ農村の貧困問題という影の側面も抱えている事を忘れてはいけないですよね。

一応前編として書いてみました。後編はあるのかなぁ。
後編予告(いつになるかわわかりませんが)
1.中国との成長可能性の比較
2.タタ財閥とは
3.タタ・コンサルタンシー・サービシズとは
4.タタグループの今後

先ほども書きましたがまだ、日本からはBRICs各国への投資ができません。しかし、BRICs各国の株式市場が整備され、よりグローバルな状態になった時、日本の証券会社の中でニッチ市場を狙って参入してくる証券会社も現れてくるでしょう。その時の為に少しずつ勉強していきましょうね。

慶応義塾大学教授で、かつて大蔵省財務官時代「ミスター円」と言われた、榊原英資さんも21世紀は中国とインドの時代と話しています。今後が非常に楽しみですね。

ロッテインドに進出。昨日はこんな記事もありました。

【ロシア企業について】
今日、ロシア企業4社のサイトを見て簡単に勉強してみましたが、意外と面白そうなのかなと思いました。特にガスプロムの規模には驚かされました。UW証券で、このような企業に投資出来るようになるのは楽しみです。http://blog.livedoor.jp/nanapapa2/こちらに書いてみました