ランタオ2日目です。

前回同様に船でランタオ島に渡り、前回の終点セクション5スタート地点までバスでアクセス。

今回は、ここから始まりです。



セクション5(7.5km)



前回のセクションは激しい山岳区間でしたが、このセクション5は高原草原を緩やかに登り降りする気持ちの良い区間です。

初めはしばらく階段を登ります。

でも、まだ脚も元気なので大丈夫!





草原のため見通しが良く、先の道も良く見えます。

400m級の山を3つほど超えますが、それぞれの山は尾根繋がりで、勾配はきつくないです。



羌山山頂(459m)



霊会山頂(490m)



眺めが良く気持ちいい!



山を下る途中に蓮池がありました。

近所に廃墟のお寺があったので、そこの持ち物だったようです。

でも、なんでこんな山奥に蓮池?って感じです。



で、突然セクション6の看板です。

なんで、こんな山の中でセクションをつないでいるのか・・・よくわかりません。



セクション6(2.5km)

このセクションはランタオ島の西の町、大澳(タイオ)という町まで下るつなぎのような区間です。

町が見えて眺めがいいです。



はい、セクション7(10.5km)



この区間はランタオ島の西側をぐるっと反時計回りに回りこむ長距離区間です。

ガイドブックでは「ロストワールド」とも呼ばれている大自然があるので楽しみです。

看板の下に「この地区の海岸は飲み水として利用しているので、海水浴しないでください」と書いてあります。



古びた食堂街?を抜けて、



海沿いにでます。この水を飲み水に使ってるんですね。



その後、海岸沿いを3kmほど進みます。

海神を祀るほこらがありました。



そして、海から陸側に入るのですが、ここからが大変!

道がないんです!!



ホントにロストワールド!

道かな?という隙間を見つけて進みます。



やぶも深いです。ポストも見つからないのでかなり不安ですが、島から飛び出すことは無いので、とりあえず進みます。



しばらく進むとトレイルの看板を見つけて一安心。



ホントに何もない自然です。



ところどころで海沿いを通り、砂浜がありますが・・・誰もいません。



島の南側に出てしばらく登ると視界が開けて美しい自然が眺められます。



廃墟が何件かあります。昔は住んでたんですね。

ロストワールド!



で、ここで長かったセクション7終了!

手頃なベンチもあるので、ここでお待ちかねの昼ごはん!



前回同様に朝握ったコシヒカリおにぎりです。

前回は中身なしでしたが、今回は昆布を入れてみました。うまい!



満腹!幸せ!


さて、セクション8(5.5km)スタート!



このセクションは全工程が引水道沿いを歩く退屈なセクションです。



写真を撮るものもないです。



はい、セクション9(6.5km)



まずは石壁水塘というダムの堤防を歩きます。

正面には前回登ったランタオピークも見えて美しい!




堤防の反対側には凶悪犯を収容している石壁監獄が見えます。

こんな島に収容してるんですね。

建物は白くて立派で、周囲の柵と鉄格子が無ければホテルに見えます。




そのあとは、山の中腹を登り降りしながら進みますが、海と山の綺麗な景色が続きます。

あまりに長いので、景色も飽きるんですけどね・・・



そして、途中では正面にランタオのピークが見えます。

前回はあそこまで登ったんだと思うと感慨深いです。



で、車道に出て500mほど先のセクション10の看板で今日は終わりです。



バスに乗って帰ります。



フェリー40分で香港島に戻ると、そこでは引き続きデモ活動が行われていました。



そして、そのそばの歩道橋の上では週末恒例?となっている東南アジア系の方の闇市場が開かれていました。



ついさっきまでいた大自然と、この人混みのギャップが激しいですが、この両方がそばにあるのが香港ならではなんだと思います。




本日のコース

ランタオトレイル セクション5~9 32.5kmkm 7時間




さて、次回はいよいよランタオトレイル最終回!


(この記事、実は2週間前のものです。出張などもあってアップ遅くてスミマセン!)