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せっかくの連休もあいにくの雨でしたね。
２月は住宅系の依頼が少なく、車ばっかりやってました。
今回はホンダＮｂｏｘ系。
お客様は外出先で鍵を紛失。
小雨が降る中での作業です。
ホンダＮ系のスマートキーは、電池を入れる時にコインなどで煽らないといけませんが、その際にどうしても傷が入ります。
もう思い切ってバコン！と割った方がいい。
まだまだ現役、久しぶりにＳＫＰ９００という旧型の名機で登録。
最近のイモビライザーは防犯性が高く、それに対応するキープログラマーも進化しており、ネットからサーバーを経由しないと使用できなくなってきています。
なのでポケットWi-Fi や携帯でテザリングさせて使用します。
逆にネットが繋がらない山奥や地下などは、スマートキーが登録できない事もあります。
昨今ではネットが繋がらない場所も殆ど無くなりましたけどね。
旧型のキープログラマーは、機会単体で完結するので、ネットも必要がありません。
その代わり最新のイモビライザーには対応できません。
でもホンダは旧型テスターでいけます。
ホンダはスマートキーを全部社外に出せだの、ひとつだけ持って来いだの、テスターから指示されます。
車を乗ったり降りたりするのでお客様も不思議そうな顔をされます。
さあ、スマートキーは瞬殺ですが、ホンダはエマージェンシキーの作成のほうが難しい。
なんせ薄いのよ。
鍵の段差を読んでコンピューターマシーンで彫ります。
厚さ２ｍｍのブランクキーの両面を彫るので、手彫りだとかなり難しくなります。
精度が悪いと鍵が戻らなくなり、冷や汗をかきます。
今回はスルッと回って完成。
今回は新品スマートキーを使用しましたが、当店では値段を抑える為に中古を多用します。
だいたい５万以下です。
ホンダのディーラーとは縁がないのでお話しした事はありませんが、２〜３万で出来ると思います。
でも納期が約１週間、ディーラーまでのレッカー移動など考えると、紛失の場合は鍵屋さんに依頼した方がメリットがあると思います。
さあ、連休も明け、また１週間が始まりますが、まだまだ寒い時期。
風邪など召されませぬよう元気に頑張りましょう！