Four Leaf Clover / 四葉のクローバー #8 | ☆アメ女 BY NATURE☆ - アメリカ男トノ イロイロエロエロ デスガ。。。何カ?

Four Leaf Clover / 四葉のクローバー #8

みなさま、土曜日をいかがお過ごしですか♪ 私は、子供の学校のイベントに参加してきましたのン☆ さて、週末なんで、長めに一気に進めてしまいますよぉ☆ 



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私は 「恋愛はFairy Tale(御伽噺)じゃないのよ。長い事、希望だけを抱いて、簡単には手も伸ばせない程に離れても『大丈夫』なんていう綺麗ごとを私は言わない。若い男にそんな事を期待もしないし、私には堪えられない事も知っているから。 だから、私はもう二度と誰の事も待たない。」と言った。そしてNateは、それでも諦めないと言った。



というのが、昨日までのお話し。。。



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子供が寝る時間になったので、子供を寝かしつけるために私は家の中に入ったが、子供が自分の部屋で寝るのは嫌だと言い出した。Nateと私の近くで寝たいのだという。私は子供のSleeping Bag(寝袋)をLivingに出してきた。ところがそれをNateが当たり前のように私から取ると、何処に敷くのがいいのか考えてウロウロし始めた。 窓の近くでは明け方寒くなる。テレビの近くでは危ない。。。Couch(カウチ)の上では汗をかくし。。。そして結局引きずって来てCouchにそってSleeping Bagを敷いた。子供を呼び「ココでいい?」と聞くと、その一部始終を見ていた子供が納得しないわけもなく、それ以上の文句も言わずに、Sleeping Bag(寝袋)にアッサリ入って寝てしまった。 子供の本当の父親でさえ、子供を可愛がる事はあっても、私に頼まれる前にココまできちんと考えてやってくれただろうか?そんな事をぼんやりと考えた。



そしてそんなNateは、私達親子を本当に諦めなかった。それから毎日彼は、イロイロな事務所に足を運び方法を模索していた。そうしたある休日、Nateの提案で子供を連れて近所の大きな公園へ行った。 Nateは絶妙に、私と子供の両方を退屈させないように行ったりきたりしていた。私は、いつもと変わらずマイペースで芝生の上に寝転びタバコをふかし、子供が楽しそうにNateと遊んでいるのを、ぼんやりと「こういうのが、私の望む幸せなんだろう」とか言う事を考えながら見つめていた。 『コレが本当の家族だったら。。。』そんな思いが胸に過るのを押し殺しながら。 子供は素直だ。 しかも動物的な勘があり、動物が動物好きをかぎ分けるように、子供も子供好きを嗅ぎ分ける。それゆえに、子供は既にNateの色に染まりつつあった。 公園へ来る前のコンビニで飲みものを買ったが、Nateが好んで飲んだ紅茶家伝のレモンティーを真似して買うようになっていた _| ̄|○ 。。。  でも、無理もない。 私でさえ、頭では、こんな絵空事の中の彼を遠ざけなければと思うのと裏腹に、心のどこかでは、今度こそ子供を幸せに出来る人に出会えたのかも知れないという気持ちがチラついていたのだから。 



そんなことを考えながら、広い公園の奥へと徐々に歩いて入っていった。 Nateが変わった大きな音のする口笛を吹く。 さすがHawaiianハワイアン)だ。 鳥を呼んでいた。子供が感動してそれを真似する。一面広い芝生の広がる中に、所々に濃い緑のブチが見える。近寄ってそこに寝転んでみたら、その濃い緑はClover(クローバー)の群生している場所だった。Nateが私の頭の所に寝そべって『Four Leaf Clover(四葉のクローバー)を探そう』と言う。 【 キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!! そうです、ココが今回のタイトルの元になってますゎ】 私は、そんなもん子供の頃から探しているのに見つけた試しのないもの、鼻で笑いながら 『I'm not gonna even try it, but go ahead, you can do that(そんなこと試そうとも思わないゎ。でもまぁ、どうぞ。やってごらん)』と笑ったのだが、そこでNateはいたずらそうな顔をして、『So... If I find it, are you gonna come with mee? (じゃぁ。。。もし僕が見つけたら一緒に来てくれる? - この場合結婚を意味する。)』と言った。そう簡単に見つかるわけがない。 しかし、それを横で聞いていた子供が、早速大騒ぎしている。『見つけたら結婚するのぉっ!?Nate!探そう!探そう!』。。。_| ̄|○ ワナデスカ?



それから数時間、私が退屈しててもなんでも、この二人はFour Leaf Clover探しを止めない。もういい加減にしませんかぁ?なんとまぁ、根気のある人達でしょう?呆れて私は歩き出す。そして彼らが焦って私を追いかけてきて、またそこで探し出す。。。こんな事を繰り返した後、Nateが叫ぶ 『I found it!(見つけた!)』。。。( ; ゚Д゚) マジッ? Nateは誇らしげに、しかもニヤニヤしながらこちらに歩いてきた。子供は大はしゃぎで彼に駆け寄って、見せて見せてぇっ!と彼の腕にぶら下がっている ┐(´д`)┌ 



彼は、この日を境に、結婚の手続きに関する諸注意の書いた書類を家に持ち帰り、私に戸籍の英訳を指示した。 姉さんは、その話を聞いて、グイグイと私を引っ張っていくNateを酷く気に入って喜んでくれた。。。



Nateは私が頼むまでもなく生活のあらゆる事に参加したがった。参加してそこに居てくれるだけでいい。手伝ってくれなくても良いのだ。私はそんな些細な事を一緒に暮らす者に求めていたが、そこまでの人生では、残念ながらそういう人に出会っていなかった。Nateは、トイレに入った私を追いかけてきて話し続ける勢いそのままに、買い物でも洗濯でも、やって居る事など何でもいいのだ、一緒に居られるのならという様子であった。 Nateは料理も上手だったし好きだった。私は、料理は自分でもできるほうだと思うが、ただ好きではないと言う事を自覚している。 それをNateに話したら、嬉々として 『いいよ、じゃぁ、結婚したら僕が料理するからHoney Bunは掃除と洗濯をしてね。』と言われた(笑)。 掃除と洗濯は好き。。。




その頃Okinawa 沖縄雨季に入りかけていて、雨の日も多かったので、よく3人で洗濯物とBounce Sheetバウンスのシート状の柔軟剤)を持って乾燥機に行った。私はこの香りが好き。 車の中で、子供がCDを変えたいと言い出したので子供に手渡されるままに、運転しながらそのCDを入れると、それは私の『海おんな』時代からの古い男友達が勧めてくれて買った唯一のHawaiianCDだった。 それがかかると、Nateは酷く驚いて、なんでこんなCDを持っているんだ!?と聞いた。 それから上機嫌でCDと一緒に歌い続けていた。 その中の曲に、Hawaiian Food(ハワイアンフード)を含めた色々な食べ物の名前を羅列する歌詞があるのだが、実はその中に「Kikkoman Shoyu キッコーマン醤油」という言葉も入っている。 Hawaiianが日常的に口にする食べ物の名前の中に混ざる「Kikoman Shoyu キッコーマン醤油」という名前は、それだけ日本人の移民が古くからHawaiiハワイ)に残した日本文化が定着して居る事を表していた。 そこへ来て日頃から『俺はAmerican(アメリカ人)じゃないぜ。Hawaiian(ハワイアン)なんだ☆』と言うNateが、自慢げに話した。 『俺達Hawaiianは、醤油の事をSoy sauceなんて言わないぜ☆ Kikkoman Shoyu キッコーマン・ショーユって呼ぶんだ。』  ジマンゲッ!ヽ(*゚▽゚*)ノヽ(´д`;) ワカッタョ イーコ イーコ。  ココにも、Home(故郷)を信じ、愛するものの主張が覗く。





☆そのCDは、コレ↓激しくお勧め!☆




アーティスト: カアウ・クレーター・ボーイズ

タイトル: MAKING WAVES








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