Four Leaf Clover / 四葉のクローバー #6 | ☆アメ女 BY NATURE☆ - アメリカ男トノ イロイロエロエロ デスガ。。。何カ?

Four Leaf Clover / 四葉のクローバー #6

子供はNateの右側から一台のタクシーの右フェンダーに飛び出した。一瞬の出来事だった。でも次の瞬間に、Nateががっちり子供の左腕を押さえた。子供は反動で体を振り回されながら引き戻されたが、タクシーに接触するまであと5cmの所だった。もし、Nateが女にだけ気を配る男なら、この子供の動きに反応が付いていかず、事故になっていただろう。なぜ子供があの時、突然私の手を振りほどいたのか、何故あの時、子供が私の横から渡ろうとせずに、二人の後ろをワザワザ通り抜けてNateの側から飛び出したのかは未だに謎だが、あの時、男の力がなかったらどうなっていただろう?。。。

Nateは、唖然としたままの子供を笑顔で抱きかかえ、ゆっくりとSEGAへ歩いていった。。。




と言うのが、前回までのお話。。。



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Randyはどちらかと言えば、私を幸せにするタイプであった。子供に対しては、努力はして居たようだが、それでも最後までぎこちなかった。当時はそれは、彼がまだ自分の子を持ったことがないからだと思い、大目に見ていたが、Nateは彼と同じく独身で子供も持ったことがなかったが、Nateの子供に対する思い入れはRandyのそれとは全く違って居る事に、この後徐々に気付かされていく。



Sushi お寿司を一緒に食べに行ったからと言って、彼の存在の位置はそう変わらない。 確かに思っていたよりも、良いところのあるヤツだったかもしれない。 そして何よりも、子供に対する気遣いと、それが牽いては私の子供の危機を救った事には正直、胸を打たれた。。。 かなり。。。 ただ、Randyの事で心が疲れていた私は、真っ逆さまに落ちる体勢ではなかったから、すっと彼の中に入っていけなかったのだ。。。自分の中で戦っていた?。。。 とにかく少し複雑な気持ちでは、あった。



それから数回会って時間を共にした。夕食を共にとり、子供を寝かしつけてから、酒を飲みながらNateと私はイロイロな話をした。Randyと違って、Nateは良く話す男だった。私にとっては余り会話の得意ではないEx Husband(別れた旦那)との長年の結婚生活や、胸に秘めるタイプだったRandyを経ての事、Nateが私をトイレまで追いかけてきて話す姿は、可愛らしくもあり、嬉しいものでもあった。 そうして、お互いがようやくイロイロ解りかけた頃、Nateは一つの話を私に持ちかけた。 荷物を完璧に、ヨーロッパのとある国の新天地に送り出した後、毛布一枚になってしまうDorm Room(寮の部屋)で不便するのは誰も同じだが、皆それは嫌なのでHotel住まいを少しの間するか、友達の家。。。Nateの場合兄のようなSの家に転がり込む予定だった。まぁ、その頃ともなれば、通常勤務よりも転勤の手続きに追われる毎日で、不規則ではあるし自分の職場にはIn and Out(出たり入ったり)である。そしてNateの申し入れと言うのは、Sの家の代わりに、私の家に転がり込みたいと言う物だった。 お互いがイロイロ解りかけたとは言え、私は素直に彼を特別な存在として受け入れられる訳ではない。 私は、『I can be a Volunteer for you but it's not more than that. (ボランティアにはなれるけど、それ以上ではないゎ)』と一線を引いた。



そんなある夜、Nateが私の家の壁のアチコチに飾ってあるRandyの写真の前に殊更に立ち、黙っている。まぁ、そりゃ、なんとなく面白くないだろう。。。でも、私は、気持ちを偽ったり、隠したりして、相手を騙すのは好きではない。。。まだ、消せずに心に棲んでいる人が居る。。。それが事実。 だから、彼の気持ちは分るけど、仕方がないな、と思いつつそんな彼を見ていた。すると、Nateが驚く事を口にした。『Yeah, I remenber you! (そうだ、僕はアナタを覚えているよ!)』。 ??(゚Д゚≡゚Д゚)??  私は一瞬この男が何を言っているのか解らなかった。 覚えているも何も、私達はあの夜、出逢ったばかりだし、今こうして一緒に居るし、その前は一切面識がない。 『HUH? what are YOU talkin' 'bout? (はぁ?何言ってんの?)』 振り返った、彼の目が嬉々としている。 彼は、ゆっくりと話し始めた。ある晩の事、私とRandyが一緒に居た所をNateが見た事ががあるのだと。その時の私の服装まで覚えていた。 私が余り着ないBrown(茶色)を着ていたと言えば、大体いつの事だかが分るのだが、それは随分昔の事であった。Lip Serviceだとは思うが 『コンニャロ、いい女連れているな。。。』 と思ったから、当時 Randyの事は覚えていたのだと言った。 そして私の家の壁の彼の写真をよく見て居たときに、それがNateがそういう感じで既に知っていた "Randy"だと気付いたのだと言う。 NateはそれからRandyと、友達と言うほどではないが、Gymや他のClubPartyで見かけるたびに挨拶するくらいの間柄ではあったと。 思わぬ展開で、Randyの出発前に起きたTroubleの話も別の側面から聞く事になった。 実は、NateRandyを知っていると言い出した時、一瞬、そんなのネタだろ?と思ったが、このTroubleの話の時点で、本当にかなりの接点があることを知る事になった。ちなみに、彼らの職種は同じではない。ただ、年は彼らは互いに1歳しか変わらず、二人ともAsian Mixという共通点を持っていた。 



点と点が繋がる。。。Nateにまつわるこう言う不思議は、実は今現在まで続くのだが、そんな事は、この時知る由もない。。。



Randyと接点があった人。。。Randy残り香がするような気がした。NateNateであってRandyではないのだが。。。複雑な気持ちは 更に複雑に絡んでしまっていく。 Nateは私の部屋に飾ったままのRandy写真を咎める事はなかった。ただ、 『僕がいつか、これをアナタに自然に外させる』と、静かに言った。 私は、その頃偶に、その前のChiristmasRandyが自分で編集してLove Songsを沢山入れて作ってくれたCDを聞いていたが、それも初めのうちは別にそれについて触れる事もなく、Nateはその曲を聴きながら過ごしていたので、私もこのCDについて何も言わなかった。しかし、そのCDは確かに、その曲達を聞いていれば、そのCDの、そのCDを焼いた人間の語りたい事が分るものだった。。。



♪僕は曇りの日に太陽の光を手に入れたんだ。外が寒い時でも、僕は5月の陽気の中にいる。多分、人は何が僕をこんな風に感じさせているの?と言うだろうね。僕は僕の彼女の話をしているんだよ。。。♪

♪アナタの事を、シャワーを浴びていても、洋服を着ながらも、新聞を読みながらでも、食事の支度をしていても、寝っころがっていても、何をしていても考えてしまう。。。僕はアナタを取り戻したいんだ。。。 もしも君と居れないなら、僕はむしろ一人で居た方がいい。。。♪

♪1、アナタは夢を叶えてくれる。。。2、ただ一緒に居たいんだ。。。3、アナタこそが僕にとってのたった一人だという事は簡単に分るよ。。。4、1から3を繰り返すよ。。。5、アナタを僕に惚れさせるんだ。。。6、もし僕が全てをやりきったと思ったら、もう一度1に戻ってするよ。。。♪

♪彼女は僕の他に誰にも、誰にもさせない。。。彼女だけは僕を裏切ったりしない。。。♪

♪もし、明日が決断を下される日だとして、そして僕がその第一線に(前線)に居ても。。。主が僕に「お前の人生で何をした?」と聞かれたら、僕はアナタと一緒に人生を過ごしましたと言うよ。。。♪  

♪もし僕が愛していると言わなくても、今ココで愛しているよと歌って居る事をいつまでも忘れないで。。。♪

♪冬にはヤドリギの下でアナタにキスして春にライラックが咲けばアナタの香水の香りが思い出されて、灼熱の夏には僕はいつも君に夢中で裸で海に浸かったものだし、秋には葉が落ちて木は丸裸になるけど、アナタが一緒にいないから同じようには感じない。。。♪

♪アナタは僕が心変わりをして離れていくと思っているみたいだけど、僕はアナタに飛んで行ってしまって欲しくないんだ。。。♪

♪僕はアナタがして欲しい方法でMake Loveするよ、そして一晩中アナタを抱きしめているよ。。。♪

♪僕はアナタが「僕自身がこんな状況を望んでいるんだ」と言っているのを絶対に聞きたくない。。。どんなに離れていても、僕の心の底を知っていて欲しい。。。♪  



。。。 それをある時突然、Nateが黙ってある曲の途中でちょっとイラついたように止めて、自分の荷物からCDを選んで出して来て、入れ替えてしまった。。。 ところが、折角入れ替えたそのCDから流れ始めた一曲目の曲は、Randyと私が付き合い始めの頃で、Randyがこちらに赴任してきてまだたった数ヶ月の頃、私との時間の為にと、買ったばかりの車で私を迎えに来て、『Honey Bun、コレを聞いて欲しいんだ』と何回も、何回も、車の中で聞かされた曲だった。。。




Keith Sweat / Twisted 。。。アナタは僕の愛を欲しいのだと言う事を自分で知っているでしょ? アナタは僕を訳のわからないくらい夢中にさせてしまったんだ。。。僕は、僕がアナタの必要なモノを目の前に持っている事を知っているよ。。。 で、どうしたいの? 僕は長い事はココにいないよ、さぁ、決断して。。。僕は、僕がアナタの事をとても愛していることを知っているよ。。。でも、アナタは、同じように感じていない。。。どうしたらいいんだか、教えてよ。。。でも、僕は強くならなくてはいけない。。。




アーティスト: Keith Sweat

タイトル: Twisted








時に神様はイジワルで、物事をかなり複雑にしては、人の心も複雑にしてしまう。。。









To be continued...(続き)



☆アメ女 BY NATURE☆ - アメリカ男トノ イロイロエロエロ デスガ。。。何カ?-How Come?
How come?




でもその後、二人で聴いたこのKeith Sweat(キーススウェット)の"Keith Sweat"というCDの中の、11曲目の曲"Nobody (ノーバディー)"は、Nateを象徴する曲になった。「♪誰が僕が愛したようにアナタを愛せる?…誰も。誰が僕がSexしたみたいにアナタにできるの?…誰も。誰が僕がアナタを扱ったみたいに扱えるの?…誰も。他に誰もいないよBaby… それに誰が僕がしたみたいにできる?…誰も。誰が僕がアナタが必要なものを与えたみたいに与えられる?…誰も。誰が僕がしたみたいにアナタにできるの?…誰も…他に誰もいないよBaby…」って言う曲なんだけど、Sexに絶対の自信があったり、いつも全身で真っすぐ愛してくれたNateが重なる曲で、上のTwistedトゥイステッド)とNobodyノーバディー)は、この後いつ聴いてもRandyNateRemindさせる曲になった ゚・*:.。. .。.:*・゜






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