意識の違い 1 /「マグロ」が生まれた場所は? | ☆アメ女 BY NATURE☆ - アメリカ男トノ イロイロエロエロ デスガ。。。何カ?

意識の違い 1 /「マグロ」が生まれた場所は?

今日UP予定だったのは、別の話題だったのですが昨日の記事、



マグロじゃ許されない/ Be Proactive!




に頂いたコメントにお返事していたら、この事についてお話ししたい事がムクムクと膨らんでしまったので、今日はそれについて書きます。これは、どちらが良いとか、悪いとかのレベルの話ではありませんので一つの考察として、さらりと読んでねん。



以下、Partygirlさんに頂いたコメントです。

■ ちょうどこの前

カレにマグロのことを教えたばっかりだ。(カレは特に日本人が好きなわけではないので、ワタシが初の日本人カノジョなため、あまり知らない)タイムリー!



マグロになってたら、エッチするのもあんま楽しくないような気がするんだけどなぁ。マグロになってて、女がいくのかどうかもナゾです。。。

partygirl (2005-01-14 02:47:14)






以下、私からのお返事に少し肉付けしていきます。





これは相手の「男」の意識の歴史の違いから来るのだと私は思う。



元来、日本は男尊女卑という考え方があって、「男は女の上」という流れが根強くあった。現在その流れは多少息を潜めたように見えるが、消えてはいない。その流れを汲んでか未だに日本人男性の中には、「自分が支配できるもの」を欲する無意識が存在する。それが高じて平均的に軽い「ロリコン」であることが物語っている。悪い意味ではなく、そういうDNAが脈々と体に受け継がれているわけだ。



「女は若ければいい。」「若くなくても、頼りない感じの人がいい。」



その言葉の裏には「可愛ければ無知でもいい」という意味が隠されており、それに甘えていると、年取って「可愛さ」の代わりに「深さ」を手に入れたところで相手にされなくなってしまうのである。





反対に欧米の男の間には、若いのはちょっと面倒だ、という考えは結構多い。彼らはよく「若い=Immature(未熟)」という図式の上で話すのでそう書いたが、ここでは「若い」と一派一からげにすると語弊があるので、つまり若かろうと年食っていようとImmature(未熟)な人に対して、そういう考えがある、という事で書いていく。



欧米の男の考えは、日本人男性のそれとは、根っこから正反対のものある。その根っこは「手に入りにくそうなものを手に入れた男の勲章」を求める、狩猟民族のそれである。だから、酸いも甘いも噛分けて若いYoung Punkなんぞ相手にしなそうな年が上でMature(成熟した)な女が、若い男の子にとってでさえも「上等な獲物を手に入れたい」本能に火をつける要素になるわけだ。年齢問わず、年が同じくらいの男女の組み合わせにおいても同じである。基本的に「くだらないもの」には興味を示さない。



だから女自身も自分を高めていかないと、安い対象にされてしまう危険性が伴うし、女からしても高い所にあるものを狙うには自分が高められていないと相手にもされない訳で、自分磨きに自然と熱が入る。そして磨かれて深みを増した女は見かけや年齢などの相対的なものではなく、絶対的な価値を全身に持つ事になる。



良い相互作用が起こっているようにみえる。





前置きが長くなったが、こういう男性の意識の根底を踏まえた上で、女性を考えるとき、これは人種を問わず男女意識や、求めるものの呼応が存在するのだ。



日本の男の人の意識から今の日本人女性が求める「なるべき姿」が出来上がる。

男が望む姿に応えるべく、女の目標がセットされるというわけだ。「逆らわない女」「男を尊敬して頼りにする女」「薄いピンクの似合うような可憐な女」「毛の無い女(笑)」。。。ところがそれが行き過ぎて「ただ細ければ、脚の間に貧乏っぽい大きな隙間があっても、尻が平らで無くても、乳が無くても良し」という間違った価値観を導くことにもなる。ちょっと冷静に考えてみたい。そこまで痩せない方が良いのではないか?体の丸みは、女の体の専売特許である。体の形を整える努力は怠ってはいけない。しかし、それはトレーニングや呼吸法などを用いて「形を作っていく」という次元で有るべきだと思うのだが。



But anyways,



日本男性の幻想から出てきた「良し」と「美しさ」が、メディアなどを通じて知らないうちに「常識」となり、そこは自ずと日本の女達の目指す場所となる。逆も然りで「細い男」「毛のない男」???というような日本女性から出てきた「良し」と「美的観念」が、近年では日本男性の目指す場所になる。



世の中には男と女しか居ないのだから、お互いの要求を満たそうとするのは

「本能」と呼べるかもしれない。



しかし、そこに歪みが生じたときが問題で、男か女のどちらかが急に進化してもバランスが取れないので、両者同時の意識改革が必要なのだが、それは結婚生活と同じで中々難しいかもしれない。なら、自分から変わってみるのが一番良い方法だろう。



しかし私のように、バランスもクソも無くそこから逸脱すると、ここに対する興味を完璧に失い、しかもここの男からも興味を失われるので注意(爆笑)。まぁ私にとっては、お互いが透明人間みたいなだけなのだが(笑)。



国際化、国際化と声高にを叫ぶ時、こんな美的感覚も一緒に国際化してはどうだろうか?とは思う。海外に進出して、国際基準に見合わないナリして同じ土俵に立つのはちょっとキツイからね。



ここ数年アメリカでは「日本文化ブーム」である。が、それにしても、女を感じさせない女はいくらブームでも戴けないというのが本音である。あぁ、そういえばこんな事も在った、私のEXの中に「ガリガリ」という日本語を覚えている人がいて、ある日突然車の中から日本人の平均的な女の子を見て、「Gari Gari(ガリガリ)」と言ったので「へ?」とビックリしたが、様するに、日本人の思っている「スタイルいいね~」は、世界基準じゃないと言えるのであろう。



But anyways,



こう考えてくると、「マグロ」は古来、日本人男性の女性に対する要求から生まれた「形」なのかも知れない。そして現在も日本の男性の要求からいけば、「マグロ」は意外と彼らにとってはある意味「可愛らしさ」であるかもしれない。もしそれを、「悪しき」とする日本人男性が出てきているのなら、それは日本人男性の意識の変化の表れだろう。



でも欧米の男性は、手に入りにくそうなものを追う狩猟民族の血が流れているから、上等なものを手に入れて、自分はそれに見合う上等なものであると感じられることが彼らにとっては重要なので、もし女が「マグロ」だったら、自分は相手を獣に変えてしまうほどの魅力はないのか?という発想に繋がってしまって許せないのかもしれない。。。





ふふふ、何度も言うが



私が男を感じるのは、女にはない「男」の部分を見るときだ。

「毛深い」「低い声」「体温の高さ」「盛り上がる筋肉」「力の強さ」「安定して強い精神」そしてそれは時に、「Pringles(プリングルス。ポテトチップス)の缶に手が大きすぎて入らなくて『?』と一瞬考えている姿」だったりもする(笑)。






もちろん、平均的な話で例外はある。特に近年は日本人男性の意識の中には日本古来のDNAを突き破るものを持つ人も多くなっているので、喜ばしいことだと思う。




There you go!




ここ、クリックしてねん♪ブログランキング