全羅道の旅 その3
今日もはりきって、旅の記録をUP~~!
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6月21日(木曜日)
この日は朝から電車(セマウル号)に乗って、구례(クレ=求礼)という場所まで移動。
朝御飯は、電車の中で。
ヨス駅の前で買ったキムパプのトシラク(お弁当)です♪
クレ駅に到着後、華厳寺というお寺に行くため駅前のバス停へ。
…が、待てども待てどもバスは来ず…。
クルポルたちのほかに、地元のアジュンマ(おばちゃん)が1人バスを待ってたのですが、「いつもは頻繁にバスが来るのに今日はおかしい。」と言ってました。
待ちくたびれた頃、前の道をタクシーが通りかかったのですが、アジュンマがタクシーを指差して「ほら!タクシーが来たよ!タクシーが!ああ~行ってしまった…。」と残念そうに言いました。
クルポルと夫はもう少しバスを待ってもいいと思ったのでタクシーを停めなかったのですが、アジュンマはすごく未練があるようでした。
でもそのわりに、タクシーに向かって手を挙げて停めようとはしなかったんですよね、アジュンマ。
そのあとも何度かタクシーが通ったけど「あ、タクシー!」と言うだけで停めようとはしない。
それにすぐ目の前にあるクレ駅の前にはタクシーがずっと停まっているので、タクシーに乗りたければさっさと乗り場に行けばいいのに。
そしてさらに待つこと10分。
やはりバスは来ない。
しびれをきらせたクルポルと夫は結局タクシーで行くことにして、ちょうどやってきた車を停めたのです。
が。
アジュンマが、さも当然のようにクルポルたちに続いてタクシーの中に乗り込んで来ました。
Σ(゚ω゚;)
なんでやねん。
まあ、ソウルでも行く方向が同じであれば他人同士がタクシーに乗り合わせることはあります。
しかし、このアジュンマは我々に何の断りもなく!
後部座席に腰を下ろしたアジュンマは意気揚々と「運転手さん!まず○○に言ってちょうだい!」と自分の目的地を勝手に指示。
そして「これ、私が払う分の1000ウォン(120円相当)ね。」と言って、運転手さんに1000ウォン札を1枚渡していました。
すっかりアジュンマのペースにはめられたクルポルと夫。
なんなんだ!?
このアジュンマは。
さらには、途中で通りかかったバス停の前でなぜかタクシーが停車。
そのバス停でバスを待っていたらしきハラボジ(おじいさん)1名が、やはり当然のように乗り込んできた。
アジュンマは席を奥に詰めて、「オソオセヨ!」と言ってハラボジを招き入れる…。
そしてハラボジも運転手さんに1000ウォンを払う…。
夫がアジュンマに「あのー、これはどういうことですか?この辺りのタクシーは、1人1000ウォン払うというシステムなんですか?じゃあ、僕たちも1000ウォン払えばいいんですか?」と聞くと、アジュンマは「最初にタクシーを停めたあなたたちが目的地までの全額を支払って、後から乗った私たちは近場だし1000ウォンだけ払えばいいのよ!」と返事。
何だぁ~?そのシステムは!
しかし、どうやらそれがこの辺りの習慣らしい。
どうりでアジュンマ、自分でタクシーを停めようとしなかったわけだ。
クルポルたちに停めさせたかったのね。
そして途中でアジュンマとハラボジはそれぞれの目的地で下りていき、クルポルと夫は華厳寺まで乗って8000ウォン。
アジュンマとハラボジが払った2000ウォン分が割り引かれるでもなし、規定どおりの8000ウォン。
タクシーは2000ウォン余計にかせげたし、アジュンマとハラボジはバスと同じ運賃で目的地まで行けたけど、クルポルたちは何の得もしてないんですけど。
なんか納得いかない!
\(*`ω´)/=3
そんなことがありつつも、目的地の華厳寺を楽しく見学。
統一新羅時代に創建されたという古いお寺です!
境内を見た後は、このお寺がある智異山(チリサン)という山の散策コースをちょっと歩きました。
ちなみにこの散策コースの道沿いには川が流れていたのですが…。
川でアジュンマ数名が上半身裸ではしゃいでいた。
自由すぎる。
さらに少し歩いた先の岩陰からアジョシ(おっちゃん)数名の声が。
夫が見に行ってみると、やはり一糸まとわぬ姿で遊んでたそうです…。
智異山をあとにし、今度はバスで남원(ナムウォン=南原)へ。
「春香伝」の舞台になった廣寒楼苑を見学しました。
このあとは、さらにバスに乗ってピビムパプ発祥の地전주(チョンジュ=全州)へ!
目的はもっぱらピビムパプを食べることです。
さすが聖地だけあっておいしかったです~。
満足!
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