上場企業もオーナー企業? | 一歩前へ

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Fukuda Mayumi's Blog 

今日もいいお天気ですね。


週末に、久々にスーパーに行ったら、

あまりにお野菜の値段が急騰しているのにびっくり目ビックリマーク


私は、父が定年退職してから、野菜作りを始めたので

実家から山ほどお野菜が送られてくるのです。


なので、スーパーでは

たまにお肉を仕入れるくらいで済んでいたので

こんなに高くなっているとは、知りませんでした。


これじゃ、育ち盛りの男の子が2人いたら、家計は火の車ですよね。


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8/15(土)の日経新聞に


*オオゼキ、創業家がMBO 中堅スーパー TOB、最大438億円


という記事がありました。


オオゼキは、東証2部上場の中堅スーパーです。

現状、創業家で、発行済株式の約4割を保有しているそうですが、

株式公開買付(TOB)を行うことにより、

上場会社であることをやめ、未上場の会社に戻るそうです。


(TOBとは、不特定多数の株主に対して、株式買い付けの申し込みを行うことです。

上場企業の株式を、証券取引所以外で取得するには、原則としてTOBの方法を

とらなければならないと決められています)


5月に公表されている有価証券報告書で、大株主を確認すると

社長個人が約24%の株式を保有しています。

その他には、信託銀行の信託口として記載されている分と、

個人名で保有している分が、創業家関連の可能性があります。


でも・・・そもそも上場企業なのに、オーナー企業って、なんとなく

変な気がしませんか?


実は、上場企業にも

オーナー系企業はかなりたくさんあるんですよ。


例えば古くは、


トヨタ自動車は「豊田家」

武田薬品工業は「武田家」

パナソニック(旧松下電器産業)は「松下家」

今もよく話題に上る会社では、

ファーストリテイリング(ユニクロ)は「柳井家」

任天堂は「山内家」


などなど、数えきれませんし、業種も、小売業や食品メーカー、

電気・機械メーカーなど、さまざまです。


当然、社風も、創業者の考え方に、かなり影響さます。


これ以上は余談になってしまうので

この関係の話は、また機会があればするとして・・・


最近、先ほどのオオゼキのように、

いったん株式を上場して、上場企業になったのに、

また会社の意思で、未上場の会社に戻る企業が増えています。


その理由はなぜなのでしょうか?


理由の一つとして考えられるものとして、

8/12(水)の日経新聞に、以下のような記事がありました。


*企業の監査費用急増 「内部統制」義務化で 1社平均3億円


長くなってしまったので、続きはまた明日にします。


今週も一週間、頑張りましょうビックリマーク