[11/20:隣国米国暗国大陸58]2011年6月、尖閣諸島へ「中国800隻大船団」が来襲します | honey-spider presents 『胎児が密猟する時』

[11/20:隣国米国暗国大陸58]2011年6月、尖閣諸島へ「中国800隻大船団」が来襲します


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中国 尖閣諸島へ来年6月「800隻大船団で上陸」計画が進行中
http://www.news-postseven.com/archives/20101120_6156.html
(NEWSポストセブン 2010.11.20 17:00)






日本が尖閣諸島を実効支配している現状では、中国側もそう簡単に手は出せまい、そう考えるのは、お人好しの日本人だけだ。日本の国境問題にいち早く着目し、尖閣に上陸・撮影した経験を持つ報道写真家の山本皓一氏が、中国人たちの驚くべき“妄動”を明かす。


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先般、アメリカを訪問した温家宝首相は、現地の華僑を集めた席で、「尖閣列島は中国固有の領土であり、日本に寸土も譲るつもりはない」と断言した。この発言と呼応するかのように、世界に散らばる華人系団体が、来年の6月に600隻から800隻の大船団を擁して、大挙して魚釣島に上陸するという計画があることが明らかになっている。実際にどれほどの規模になるのかは不明だが、五星紅旗とともに、「中国領土」と刻まれた石碑を建て、中国で航海や漁業の守護神である媽祖像を建立して居座るとの情報が伝えられている。そもそも彼らは、04年に魚釣島に不法上陸した際、島にあった尖閣神社を破壊した“前科”がある。そのため、元島民である古賀家の屋敷跡や記念碑などを壊し、自分たちの石碑を建てる行動に出る可能性も高い。この計画は、すでに在米華僑を通じて大がかりな資金集めが行なわれているという。彼らがこれほどまでに尖閣諸島やその周辺海域に石碑を建てることにこだわるのは、裏を返せばこの地を日本が実効支配しているからではないか。中国は今のところ尖閣に何の“足場”も築いていない。その焦りが、上陸計画という形になっていると思われる。かつて周恩来や鄧小平は「棚上げ論」を主張した。その後、中国側がこの論を律儀に守ってきたのかと言えば、とんでもない。その間にも中国は、官・軍・民挙げて“尖閣占領”を「水面下」で推し進めてきたのだ。何も知らず、平和の惰眠を貪っていたのは、わが日本だけだったのである。


※SAPIO2010年11月24日号



管理人より。


NEWSポストセブンは先のヒラリーの同じく尖閣の5条適用の件でも記事があったが、妙に時事が好きだよな、とか思っていた。だがこれは、ご覧いただいての通り小学館のSAPIOからの引用、というかパクリ。許可を取ったのかどうかが気がかりだが、セブン単独で独自の記事は出せないのかね?


※ 2010/11/21追記…NEWSポストセブンの母体である『女性セブン』からして、SAPIOと同じ小学館が発行元でした。訂正します。


…さて読者諸氏には上記引用記事のツッコミ所が見えましたでしょうかね?それは何故来年6月にわざわざ800隻もの群れを成して尖閣に上陸するのが「人民解放軍」海軍では無くて華僑なのだ、って所。以降、仮にこの話に便宜上実現性があることを前提として話を進めますが…ひとつは何のことは無い、人民解放軍海軍が日本と比較しても装備が旧式で、海上自衛隊と比してもその軍備が貧弱であること。これは中国のアキレス腱とも言うべき問題で、あれだけ長い海岸線、広大な領海、広範な海洋利益を擁す国で、他に航空母艦を保持しない国をワタクシは他に知らない。彼らの国で事あるごとに空母建造論が持ち上がるのはその為である。


中国は日本人から見ると、あまりに束ねなければいけない民族が多い国だ。ひとくちに漢民族と言っても、広東人、台山人、潮州人、客家人・・・大別しても10もの出身省別区分があり、しかも日本で言う関東人やら関西人やらどころではない言葉の隔たり・習慣の違いがある。そこを考慮すると共産主義以外であの国を束ねるのは至難の業って論には一理あるのだが…ともあれ、海外籍を持ち海外で暮らす華僑を自国内の利益のために先兵に使うなんて、何ら彼らにとっちゃ悪びれる話でもない。要は海上の軍備の脆弱さというリスクを晒す事無く、数の面でモノを言わせる為に世界中から華僑を集合させるのである。こうなると人民解放軍の手を煩わす事無く、数にモノ言わせた効果的な威圧を仕掛けられる。いかにも中共が考えそうなことだ。だが言うまでも無く、華僑は仙谷の言うところの「暴力装置」たる軍事力を持っている筈も無い。(銃や銛程度には注意せねばなるまいが)数だけ多かろうが、そんなモノは群れを成して日本ツアーに興じる観光客団体程度のウザさがある程度だろう。何せ単純な数の面ばかりは、圧倒的にヤツらが有利だから。


これに対抗するためにどうするかって?またしても海上保安庁に押し付けるなんてのは論外だろう。今でも海上自衛隊の方が戦力的に優位なのだ。数だけ多かろうが、そんな連中は脅しの砲撃一発で五里霧散だろう。今更言うのも気恥ずかしいが、華僑だろうが漁師だろうが、領海侵犯して来る者を迎撃するなんて、当然の自衛権の行使に決まっているし、それを行使する為の自衛隊だろう。それでも軍隊では無いのだから、脅しの砲撃とここでは言っているだけで…だからこれが正式な軍隊だったらなぁ、と当然オレは思いますがね。だって本気で1隻や2隻撃沈しようが、これまた軍隊の当然の権利行使だものな。


そこでネックになるのは、やはり今の政権か。間違い無く中共は、日本の政治的弱体化を見極めている。反面中国国内にも中共指導部にも徐々に弱体化の波が押し寄せている焦りだってあるのだがな。やはりここは、来年早々にでも何かの弾みで内閣総辞職/解散総選挙となるのを祈っておくか。そうでないとまた一介の自衛官らによるクーデターなんて良からぬ期待をしてしまうではないか。


だが、第2のsengoku38氏の登場など、もう期待すべきでは無いと思う。そんなことばかり期待しているアナタ、いっそアナタが素性を露にして、第2のsengoku38氏を自称して下さい。






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