【10/07/25:サイゾーウーマン】女性誌『I LOVE mama』レビューは罵詈雑言の雨霰? | honey-spider presents 『胎児が密猟する時』

【10/07/25:サイゾーウーマン】女性誌『I LOVE mama』レビューは罵詈雑言の雨霰?


管理人@インフォレストウォッチャーです。


不覚にも笑ってしまった…何が?『小悪魔ageha』のインフォレストが発行する既婚(または離婚)女性向け雑誌『I LOVE mama』のサイゾーウーマンの誌評のやりたい放題振りに。そもそも『小悪魔ageha』のインフォレストにせよ、どう見たってageha嬢を半ば笑いネタとして提供する反面、キャバ嬢らの財布から金を掠め取る商法だからな。この、悪意すら感じさせる西澤千央とやらの記事だけが悪いと断言するのも気が引けるわ。



    『I LOVE mama』2010年9月号
『I LOVE mama』2010年9月号



仏恥義理(ぶっちぎり)にしまむら羅舞(ラブ)な 「I LOVE mama」9月号
http://www.cyzowoman.com/2010/07/post_2143.html
(サイゾーウーマン 2010/07/19)



夜の蝶々たちをターゲットに据え、"盛り"ブームを築いた「小悪魔ageha」(インフォレスト)。そして、アゲ嬢的盛りテイストを継承しつつ、歌舞伎町から家庭の台所へとその舞台を替えたギャルたちの第二の人生に寄り添っているのが、この「I LOVE mama」です。メイクやファッションのテイストではかぶることの多い両誌ですが、"所帯"というエッセンスが加えられた「I LOVE mama」では、節約や嫁姑問題、ダンナのDVなど盛り方もレインボーに。"美"と"ちびコ"にあまりにもひたむきなママたちの日常は、日曜昼さがりのドキュメント番組にも匹敵する危うさが満載です。酷暑に負けない強靭なつけまつ毛のママたちを、今月もしかと拝見させていただきます。


<トピックス>

◎美ママ2010 夏のド★リアル実況中継
◎美ママ14人の真夏メイクを最終発表
◎ママとちびコのゆかた物語 



しまむら愛に刹那を思う



『I LOVE mama』HPより。日菜あこを初めとする専属モデルも。

honey-spider presents 『胎児が密猟する時』


(中略)


関東ママ、関西ママ両方から絶大な支持を受けるマジ神ブランド「しまむら」は、見開き2ページで掲載。


「ドンズバなアイテムがきっとみつかる夢の島」



「ボヘ系を狙うならしまむら畑が大豊作」



「NOしまむらNOライフってくらい好きやねん」


など、しまむらに向けての最大級の賛辞が送られております。巻末に4ページの広告が入ってるからとか、そんな大人の邪推を通り越すこの勢い。しまむら的な「○○っぽくね?」で十分なのが「I LOVE mama」という媒体。逆に高級ブランドなど「本物が語る」的な要素は、華奢な身体のママたちには重すぎるのですね。きっと彼女たちは本物が何かなど考えたこともないでしょう。それでいいのです。だって若いんですもん。タイトルに"ド★リアル実況中継"とありますが、ママたちは生きている今こそがリアル。先を見通さないその刹那な感じは、「15で引退」的な昭和のレディースに通じるところもあり。仏恥義理です。



(中略)



■シンママの壮絶なツラバナを聞け!


ママになった途端、急激に脳内母性が活発化されたのか、昨今のママタレントたちの増殖っぷりには目を見張るものがあります。 (中略) 「仲本沙織と百愛の二人三脚」では、ラブママ24で人気のシンママ(シングルマザー)、仲本沙織ちゃんが自身の壮絶な過去を語っています。




↓ 仲本沙織さんのアメブロへGO!
仲本沙織さんのアメブロへGO!



沙織ちゃんは結婚半年でダンナと離婚。その理由はずばりDV。「妊娠を機に家族の反対を押し切って結婚したけど、私の携帯の電源が切れただけで浮気してると思うくらいの過度の心配性」だった元夫。「電源が切れたまま女友達と外食していたら、血相変えた元ダンナに外に引きずり出されてボッコボコ!」これにより沙織ちゃんはろっ骨が折れたのだとか。その後はDV男にお決まりの"妙に優しくなる"パターン。しかも「もうしないでね」と元ダンナが言い、「悪いのはいつも私で。私は心もカラダもボロボロでした」。 (中略) ボコボコじゃなくてボッコボコにされた過去があるからこそ、普通の幸せが愛おしく思えるのでしょう。


(中略)


というわけで、激安服にオリジナルメイク、不幸を背負い強く生きる決意と「I LOVE mama」の要素を盛り込んだ今月号。もはや「ゼクシィ」並みに、同じことを何度も焼き直している感が強いのですが、そこは「結婚間近の女」「ギャルママ」という一瞬しかとどまらない属性を相手にしている媒体の苦悩といいますか......。ただ、結婚はそうそう進化しなくても、「ギャルママ」はまだまだ可能性が残されているはず。まだまだ未知なる悪羅悪羅(おらおら)道を楽しみに、来月まで首を長くして待っております。


(西澤千央)