Honey Girl との出会い 移住への道 Vol.7
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人知れず割れている波がヒルトンの前にある。という情報を得たワタシ。次の日早速出動した。“ヒルトンの前の岩場のさきっちょから入る”という情報だけを頼りに、自慢のスーパー方向音痴レーダーの出力を最大に上げ、黄色いビーチクルーザーで探検に出かけました。
海と山の位置関係さえわかれば意外と簡単なタウンの道路事情。ま、かれこれ10年も前の話なので覚えてないけど、そんな簡単な道でさえきっと迷いに迷って見つけたはず。冒険気分いっぱいでみつけたヒルトンの前の岩場。たしかにそのさきっちょで波がわれていた。
その後、毎日通ううちに猛ダッシュで駆け抜けることが出来るようになった、猛ダッシュして岩の間に落ちた事も数回のあの岩場をはじめて歩いた日。あの日のこともけっこうはっきりと覚えていて、タウンの天気が良い日の海はとてもキレイなエメラルドグリーンにみえるんだけど、まさにそんな日だったと記憶します。
もちろん、ローカリズムだとかなんとかリズムなんて言葉すら聞いた事なかった当時。初めて入るワイキキ以外のポイント、それはもう単にウッキウキでした。今思い出すとあの日、波のサイズはハワイで言う1ftから1.5ftくらい。腰前後の波でこのポイントが本領を発揮するサイズからは程遠い小波だった。だから誰もいなかったんですね…。ボディーボードの子供たちが10人もいなかったはず。
キラキラと輝くグリーンの海で、入っているのはボディーボードの子供オンリ-。そして、肝心の波はというと、今までサーフィンしていたワイキキの波とは確実に何かが違うことはわかった。どこがどう違うのか、当時の私にはわかるわけもなく、ただ、分からないながらもワイキキより“ワタシ、なんだかスピードに乗れてない?”ってこと位は分かった。なんだかとても良い感じだったことだけは確実でした。
“こりゃナイスなポイント発見しちゃった”
この後、このポイントを守るローカルたちからの厳しい洗礼を受けることになるなど予想だにしなかった私は、この日からサーフィンするときはヒルトン前。に。
これが私がサーフィンって何なのかを本当に学び、私のホームスポットとなるKaiser Bowl'sでの最初のサーフィンでした。
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