ニンテンドースイッチのクラウドサービスの現状と考察

こんばんは～！

ニンテンドースイッチのクラウドサービスが開始され、4日が経ちました。

色々なPSO2のブログで感想などが書かれている事でしょう。

クラウドサービス開始から4日経ったので、私の方でも分析しつつ感想を述べたいと思います。

●クラウドサービス初日の考察と分析●

まず4月4日のサービス開始初日ですが、4鯖では恐らく100～200人程度が新規でプレイを始めたと思われます。

他のサーバーでの人口もさして変わらないようなので、初日は全体でも1000～2000人がPSO2を新規で始めたと思われます。

PS4ユーザーの増加率に比べると、大幅に少ないと言えるでしょう。

一番多いブロックへ行くと、9割がたがPCユーザーで溢れかえっていました。

クラウドサービス開始前は、子供が多くマナーのなっていないユーザーが沢山いるのではなんてささやかれていましたが、クラウドの過密ブロックでのチャット状況は静かなものでした。

そして、過密ブロックの次に多いブロックか3番目に多いブロックへ行くと新規ユーザーの割合が半分くらいはいましたかね。

とは言っても過密のブロックの半数以下。

おそらく、まだ始めたばかりで一人で色々どんなゲームか確認している人が多かったのではないかと思いますね。

ゲームの概要も理解もしていないのに、ベテランユーザーとあまり関わりたくはないと思う人もいた事でしょう。

最初は同期のユーザーとプレイしたいと思いますからね。

●クラウドサービス数日経過しての考察と分析●

その後、4日経ってもあまり人口が増えた感じはないですね。

それを見かねてか、クラウドブロックのPCユーザーも初日に比べ大幅に減りましたね。

あまりの肩透かしに、いつものブロックに戻っていったのでしょう。

今後は新規ユーザーのレベルも上がってくるだろうからスイッチかPCかどちらのユーザーか見分けはつかなくなってくるでしょう。

人口的には、PS Vita共用ブロックとたいして変わらないかそれ以下になりましたね。

・4/7　21：40　頃の「PS Vita共用」と「クラウド共用」の人口比較（4鯖）

「PS Vita共用」の半分もいない上に、100人くらいしかいない。

・クラウド過密ブロックの周囲のキャラ

3～4割くらいはPCユーザーと思われる。

この感じだと、スイッチの新規ユーザーは全然盛り上がっていないように感じるのではないかと思いますね。

土曜でこの状況だとかなり酷いですね。

因みに昼間も少ない感じでした。

●クラウドサービスの想定と現実●

PS4は実装2～3ヶ月で、10万人以上のユーザーが増えたが、スイッチはそうもいかないだろう。

もしかしたら、PS4の10％にも満たなくなるかもしれない。

皆さんは、ニンテンドースイッチが国内でどれくらい普及しているかご存知ですか？

去年の12月後半で300万台です。

仮に、スイッチ所持している人の100人に一人がプレイしたとしても3万人くらい人口が増えます。

運営もそれくらいを期待していたと思われる。

だが現実は厳しく、4日経っても2000人前後だろうと思われる。

3000人で計算しても、1000人に一人しかプレイしていないことになる。

ニンテンドースイッチ所有している友達が1000人いても、自分しかプレイしていないというレベルの話です。

基本無料でプレイできるゲームでこの少なさは大失敗と言えるでしょう。

●クラウドサービス失敗と思われる要素●

ニンテンドースイッチユーザーは子供や主婦など、ファミリー層が多いと思われる。

ようはライトユーザーですね。

ちゃんとTVCMなどで宣伝しないと知らないという人も少なくないかもしれない。

それがユーザーが増えなかった原因の一つだと思う。

そしてもう一つの原因は、YouTubeなどでの評価が異常に低いという事。

この評価の低さは、他のゲームと比べても圧倒的に低いと思われる。

それを見たらプレイしたいと思わなくなりそう。

観たいと思っていた映画でも、評価が低かったから観たいと思わなくなるのと近い原理。

その為か、YouTubeでの評価やコメントが、4月4日のクラウドサービス開始以降の動画はできなくなりましたね。

他には、デザイン的にも子供に受け入れられなかったのかも。

EP6の中世のデザインが、他のオンラインゲームと比べると、見劣りする。

逆に詳しく知った上で、プレイをしたいと思わない人もいそう。

●今後の推察●

運営もバカじゃなければ、恐らくTVCMなどでの宣伝を増やすのではないかと思われる。

今後2～3ヵ月でどこまでユーザー数を増やせるかがカギになりそう。

一般的に考えると、新規で始めたユーザーは、試しにプレイのような軽い気持ちの人も多いと思う。

当然ながら、新規で始めたユーザーが全員長期で続けるはずはない。

その内の何割かが定着してくれればいいという考えになる。

だから少なくとも、アカウント数で1万人くらいは増えないとこの先厳しそう。

そうしないと、Vitaユーザーよりも少なくなるだろう。

新規で始めても、1年以上定着するのはせいぜい2～3割くらいと思われるのでね。

こんな感じだと、数年後に向け、いよいよPSO3の企画が現実的に動きだしそうな気もする。

ただ、とりあえず今のACスクラッチ廃課金ユーザーがいればいいという考えも運営側にはあるかもしれない。

現在のプロデューサーやディレクターで、まともな改善がなされるとは到底思えないですね。

アンケートをとればいいと考えているようだが、現在のベテランばかりのユーザー層のアンケートをとって、それを反映させても内需拡大になるだけで、根本的な外部からユーザーを獲得する解決策にはならない。

実際にはそれほど内需拡大にもつながっていないがね。

アンケート頼みのアプデが増えるのはかなり危険だと思う。

【まとめ】

クラウドサービス失敗による影響は大きい。

個人的には、PS4実装時のように盛り上がるかとも思っていたが、大きく予想が外れました。

300万人以上の市場から、2000人前後しか来なかったわけですからね。

さすがの私も小中学生をなめていましたｗ

基本無料でこのざまですからね。

PSO2チームは、このクラウドサービスで任天堂にすり寄った為、SONYからの信用も多少失ったであろう。

前にも言ったが、PS4、PS Vitaユーザーにとっては少なからずPCユーザーがクラウドブロックへ行くので、デメリットしかない。

普通にPS4・PS Vitaユーザーの信用も大きく失ったであろう。

クラウドに力を入れ過ぎたためクエストなどのアップデートも手抜きが目立つ。

半年たっても、ポリタンで評判が良かったことが全く実践されていない。

ここまでユーザーの求めるものが理解できていないと、今後の期待もできない。

クラウドサービスで得たものは少なく（新規ユーザー）、失ったものは大きい。

実質的に、人口を大きく増やす切り札が無くなってしまった上に、現在のEP5が酷いので、年内中の打開策を打ち出すのは難しそう。

とは言え、今の状態でも続けているユーザーは辞めにくいと思うので、このままの変わらないペースで進んでいくか、少しずつ衰退していくだろう。