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自作パソコン VS メーカー製パソコン(その5)

(その4)の続きです


〔ケース3〕 パソコンパワーが必要な使い方をする → 高性能なパソコン


・ネットワーク系の3D対戦ゲームやRPGをガンガンやる

・プログラムを組んで自然現象をシミュレートする

・動画のエンコードを頻繁にする

・ファイルが数十M~100Mになるような大規模データベースを扱う

・GISなどのマシンパワーを必要とするアプリケーションを使う

・IllustratorやPhotoShopをハードに使う

といった場合には、高性能なCPUと大容量のメモリ、高性能で信頼性の高いマザーボード、大容量のハードディスクなどが必要になってきます。

 数値計算についてはここで言う「高性能」では全く力不足の場合もある(なにしろつきつめれば地球シミュレーターになってしまう世界ですから・・・)かもしれませんが、最低でもプログラム開発と動作確認には使用できるレベルということで考えて下さい。

 上記のようなイメージで考える場合には、自作とメーカー既製品どちらが価格面で有利なのでしょうか。ケース1、ケース2と同様にまとめてみます。


(2006.6月末現在)
メーカー
(販売店)

型番

備考
(パーツが設定と違う部分)
価格
送料別
自作 \211,000
NEC 設定なし
富士通 設定なし
SONY VGC-RC72PS CPUはPentiumD 960(想定-\10000)しか選べない 電源460W ビデオカードは7600GT(想定-\13000) HDDは250G \268,800
HP
(COMPAQ)
設定なし(workstation仕様になる)
DELL XPS 700 チップセットはNVIDIA nForceTM 4 SLI x16 電源は750Wしか選べない ビデオカードはGeForce 7900 GS(想定-\10,000) ※価格はモニタと同時購入で92,130円ディスカウントされた価格 \303,958
EPSONDirect MT8800 ビデオカードはGeForce7600GT(想定-\15,000) ハードディスク250G スピーカー無し \276,150
マウスコンピュータ MDV ADVANCE 9320GX チップセットは975X CPUはPentiumD 950(想定-\30000)しか選べない 電源は標準で550W  (参考価格\219,450) 
T-ZONE TCPAX02 G-Edit Pentium CPUはPentium4 650(想定-\36000)までしか選べない 電源は450W 標準でアルミケース (参考価格\181,618) 
韋駄天PC Neo-i HPL Pro 電源にCoolerMasterの静音電源(想定+\6,500)を使用 ビデオカードはNVIDIA6600GT(想定-20,000円)までの選択しかできない \211,890
VSPEC VSPEC Type-R/LGA775-4670J \240,640
Faith Seed 46310XN/DVR2 CPUはPentiumD 960(想定-\10,000) \201,594
TWO TOP VIP 9330P/RAM12/76GS

CPUはPentium4 661(想定-\30,000) チップセットは945P 電源はEverGreen製

  (参考価格\215,299) 

ドスパラ Prime Magnate LM G01 電源はEverGreen製(\7,500) \249,169
クレバリー Middle Tower GamePenD

CPUはPentiumD 950(想定-\32000)までしか選べない 電源550W EverGreen製

 (参考価格\171,195)

ハーキュリーズ ST/Neo2-FVT 電源はGOURIKI-550A(\8,500) \244,180

※有名メーカーはメーカー名の背景がグレー、パーツショップはグリーンで塗られています

※各ベンダーを並べて比較するために設定した仕様とあまりにも価格に差があるパーツしか選べない場合、参考価格の表示にとどめます。

 このクラスになると、メーカーやパーツショップによる価格や構成の違いが、かなり大きくなってきます。

 表からわかることをまとめると次のようになります。

 ■有名メーカー(NEC、SONY等)の製品の場合

  ・明らかに自作よりも高くなる(5万円以上)

  ・想定したパーツよりもグレードの落ちるパーツを選択せざるを得ない場合がある

  ・価格はどれも同程度となるが、巨大な電源がついているという点で見ればDELLが少し安い。ただし、

  実質的にモニタとの同時購入が強制(しないと約9万円値段が高くなる)なので、あまりおすすめできな

  い。というのは、以前は同時購入でもモニタ(パネル)の性能が比較的良かったのだが、現在のDELL製

  モニタは19インチまではTNパネルの製品しかないからである。他社製モニタもあまりぱっとしない。

   どーしてもDELLで買いたい人は20インチ以上を選ぶのが良い。ただし当然ながら価格が上がってしま

  う。そう考えると「もともと20インチのワイド液晶を狙っていた」という人に最適だと思われる。


 ■パーツショップで組立てて販売されている製品の場合

  ・このレベルになると、想定したパーツよりもレベルが落ちるもの(特にCPU)しか選べないショッ

  プがかなり多くなる。

  ・想定した仕様に近い構成を選べるショップは3つあるが、自作よりも高くなる(3万円程度)。ただし、有

  名メーカーほど高くはない。

  ・韋駄天PCは自作とほぼ同等の価格だが、ミドルクラスのグラフィックボードしか選べない設定になって

  おり、実際は2万円程度自作より高くなる。

  ・ショップの中で最も価格が安いのは「Faith」 となる。CPUはPentiumD960までしか選べないが、

  Pentium4 670との価格差を考えると自作とほぼ同等となる。PentiumD960で十分と考える人にとっては

  「買い」となる。


 このクラスのパソコンのユーザーになると、家電の量販店でパソコンを買うような人達はかなり少なくなってくると思います。従って富士通やNECはラインアップに設定すらありません。

 また、いわゆる「売れ筋」「一般向け」ではなくなってきますので、商品価格も高めに設定せざるを得ないという面が出てくるようです。

 

 従って、このクラスのパソコンこそ、自作による費用軽減効果が最も高くなると言えます。言い換えれば自作をすれば、少ない投資で高性能なパソコンが手に入るということです。

 パーツ保障などのサポートがないと不安だという人は、上記の表から判断する限り、価格的にみて最もおすすめなのは「Faith」 になります。当然サポートが受けられますので、それを加味すると実質的には自作よりも安くなるかもしれません。(Faithの場合通常は1年で有償で3年まで延長可)ただし、CPUは最もハイスペックでもPentium4の661かPentiumDの960までしか選べません。(ちなみにPentium4 Extream Editonは選べますが約6万円高くなります)



パソコンショップ「Faith」のSeed 46310XN/DVR2



(その5)に続く

自作パソコン VS メーカー製パソコン(その4)

(その3)の続きです


〔ケース2〕 特別高度な処理はしないが、仕事、趣味に使う → ある程度高性能なパソコン


 ・特別重いゲームはやらないけど、MAMEなどのエミュレーターを使ったり「A列車」程度のゲームをする。

 ・WORD、EXCELを使ったごく普通のテキスト作成、データ分析をする。

 ・Illustratorやフォトショップを普通に使う。

 ・テレビチューナー付ビデオキャプチャカードを使って録画したTVを見たり、たまにDVDを見る。

 ・ネットを見る。

 おおむね以上のような使用イメージで考えた場合、自作とメーカー既製品どちらが価格面で有利なのでしょうか。ケース1と同様にまとめてみます。


メーカー
(販売店)

型番

備考
(パーツが設定と違う部分)
価格
送料別
自作 \107,500
NEC ValueOne G
タイプMT
CPUはPentium4 631(±0) \125,370
富士通 設定なし
SONY VGC-RC72PS CPUはPentiumD 930(想定+\2000)しか選べない 電源460W \173,800
HP
(COMPAQ)
ビデオカードはRADEONX300SE(想定-\10000)しか選べない。スピーカーは選べない(想定-\1000) 電源240Wの省スペースケース \147,000
DELL Dimension 9150 CPUはPentium4 640(想定+\4000) 電源は375W チップセットは945P ビデオカードはGeForce7900GS(±0?) モニタと同時購入で36,675円ディスカウントされる ただし19インチモニタはTNパネルのみの設定 \151,934
EPSONDirect MT7700 CPUはPentium4 631(±0) ビデオカードは7600GT(想定+\13000)しか選べない \150,150
マウスコンピュータ MDV-ADVANCE 4520ST 電源は400W あとは条件通り \114,450
T-ZONE TCPAX02 G-Edit Pentium 電源は450W あとは条件通り(標準でアルミケース!) \116,354
韋駄天PC i-Class MP4 Pro チップセットは945G 電源にSeaSonicの静音電源(+\7,000)を使用 \123,300
VSPEC Type-M/PresisionPre2 チップセットは945P 電源はGOURIKI-500A(\7,500)を使用 \115,280
Faith Seed Micro 46310X/DVR2 ビデオカードはGeForce7800GT(想定+\5,000) 電源500W \102,900
TWO TOP VIP 63130P/RAM12/76GS-2 CPUはPentium4 631(想定+\1000) チップセットは945P ビデオカードはRADEONX1600pro(±0) \114,849
ドスパラ Prime Magnate LM G01 チップセットは945G ビデオカードはGeForce6600(想定-\3,000) \117,244
クレバリー Middle Tower Pentium CPUはPentiumD 930(想定+\2000) ビデオカードはGeForce7600GS(想定-\3000) 電源450W \104,677
ハーキュリーズ ST/Neo2-FVT チップセットは945P 電源はGOURIKI-500A(\7,500)を使用 \115,460
※有名メーカーはメーカー名の背景がグレー、パーツショップはグリーンで塗られています

表から次のようなことがわかると思います。

 

 ■有名メーカー(NEC、SONY等)の製品の場合

  ・このクラスのパソコンだと、ケース1よりも自作と既製品の価格差はさらに広がり、1万円から最高6万
  円程度も高くなる

  ・有名メーカーの中では、マウスコンピューターはかなり自作と価格が近く、条件もほぼ最初の設定と同
  じ仕様のものが手に入る

  ・想定したパーツよりもグレードの落ちるパーツや種類の違うパーツを選択せざるを得ない場合がある。


 ■パーツショップで組立てて販売されている製品の場合

  ・自作より若干高い場合が多いが、安くなる製品もある。

  ・注目はT-ZONE、Faith、クレバリー。

  ・T-ZONEは\9,000程度高いが、アルミケースが標準装備。トータルではかなりお得になる。

  ・Faithとクレバリーは双方ともに自作よりも安いが、パソコンのスペックを見ると、明らかにFaithの方が
  グレードが高い
。Faithは特にお買い得だと言える。



 以上を考えると、ケース2のように「多少ハイエンド気味のミドルクラスパソコン」を考えている場合は、有名メーカー系ではマウスコンピューターが最も自作に近い価格となっています。パソコンショップ系のパソコンであれば「Faith」または「T-ZONE」が良心的な価格でがんばっています。私はまだ手が届かないのですが、標準でアルミケースがついて自作と1万円程度しか変わらないというのは魅力です。Faithはアルミケースではありませんが、想定よりも1ランク上のビデオカードしか選べないにもかかわらず価格は自作よりも安くなっています。これも相当魅力ですね。


 このクラスのパソコンの場合、既成のパソコンでもしっかり選べば「自作と同じレベルで自作よりも安い製品」を購入することが可能です。


(その5)に続く

自作パソコン VS メーカー製パソコン(その3)

(その3)です。


 パソコンを自作する場合の目安となる金額をふまえた上で、代表的なパソコンメーカーやパソコンショップが販売するパソコンが果たしてどの程度の価格になるのかをケース1から見て行きましょう。



〔ケース1〕 特殊な使い方はしない → 普通に動くレベルのパソコン


 「とりあえず家でインターネットがみれるようにしたい」とか、「パソコンを覚えるための入門機が欲しい」といった理由で買うパソコンは、自作とメーカー既製品どちらが価格面で有利なのでしょうか。以下に一覧表にまとめました。(2006.6現在)



メーカー
(販売店)

型番

備考
(パーツが設定と違う部分)
価格
送料別
自作 \65,500
NEC ValueOne G
タイプMT
CPUはceleronD346(想定-\2500)しか選べない ケースはミニタワーだが電源は371W \76,545
富士通 設定なし
SONY VGC-H33S 電源250Wの省スペースケースのみ \89,800
HP
(COMPAQ)
CPUはceleronD336(想定-\3500)しか選べない。電源240Wの省スペースケースしか選べない スピーカーはcreativeの\1900のものしか選べない。チップセットは915G モニタと同時購入しかできない。価格は17インチ三菱モニタ(\25000程度 TNパネル)付きの参考価格 \97,545
DELL Dimension 3100C CPUはceleronD336(想定-\3500) 電源は220W チップセットは945G 強制的にモニタと同時購入させられる。(SyncMaster 920Nを選択) 価格はオンラインディスカウント(\30,180)適用後のもの \70,143
EPSONDirect MT7700 CPUはceleronD346(想定-\2500)しか選べない 電源350W スピーカー無し(\5000のスピーカーしか選べない) \86,100
マウスコンピュータ Lm-i206 CPUはCeleronD340(想定-\3000) チップセットはVIA P4M800 電源250W \64,869
T-ZONE キューブタイプのパソコンのみの設定(参考価格\72,407:CPUはceleronD346でチップセットはSiS)
韋駄天PC Neo-i HC2Pro \66,990
VSPEC Type-S/DVRDL-02 チップセットはVIA P4M800 Pro \62,690
Faith Seed Micro 53410A/DVR2 チップセットはVIA P4M800 Pro \63,179
TWO TOP Xcute MINI-C3429PR/RAM12-CS チップセットはVIAかSISしか選べない 電源は350Wしか選べない \57,624
ドスパラ 設定なし
クレバリー Middle Tower Celeron CPUはceleronD356(想定+\1500) チップセットはVIA 電源は450W \58,705
ハーキュリーズ ST/945G-M3 \62,840

※有名メーカーはメーカー名の背景がグレー、パーツショップはグリーンで塗られています


 

 表から次のようなことがわかると思います。

 

 ■有名メーカー(NEC、SONY等)の製品の場合

  ・自作よりも高くなる(+1万円から2万5千円程度)

  ・想定したパーツよりもグレードの落ちるパーツを選択せざるを得ない場合がある


 ■パーツショップで組立てて販売されている製品の場合

  ・自作とほぼ同等か安くなる場合がほとんど

  ・想定したパーツよりもグレードの落ちるパーツや種類の違うパーツを選択せざるを得ない場合がある。


 このように価格だけを見ると、パーツショップが販売している既成パソコンを購入するのが最も安価となります。最も高くつくのは有名メーカーのパソコンということになりますが、高い分サポート体制は最も充実していると言えます。パーツショップといえども不具合があった場合に対応してくれない訳ではありませんが、「サポートの電話がつながらない」といったような評判も時々見かけます。

 総合的に考えると、このレベルのパソコンを買おうとする人は「パソコンの保守」をしっかり行ってもらいたいと考える人が多いと思われます。従って自作はあまり大きなメリットとなりません。

 以上のことから、


 周囲にパソコンの相談ができる詳しい人がいる場合はパーツショップ系のパソコンを選び、いない場合はメーカー製のパソコンを選ぶ


 と考えるのがベストだと思われます。


(その4)に続く

有機ELディスプレイが進化(コニカミノルタ)

コニカミノルタが蛍光灯並の明るさと寿命(1万時間)を持つ有機ELディスプレイを開発したらしい。

次世代ディスプレイも着々と進化しているようです。


コニカミノルタ、有機ELを蛍光灯並みに明るく長寿命に、07年商品化へ

自作パソコン VS メーカー製パソコン(その2)

(その2)です


検証1 価格面ではどちらが優位なのか


 現在は、既成のメーカーパソコンについてもCPUをはじめとしてパーツを選ぶことが可能になっています。 従って、価格を比較する場合には、「どのような目的」で、「どのような性能」のパソコンを求めるかを明確にして、それに合わせてカスタマイズしたパソコンを注文した場合に、自作と比べて価格がどうなるかを見る必要があります。
 また、既にパソコンを所有している場合と、所有していない場合も投資額に大きく影響するのですが、ここではあくまでもディスプレイ以外は全て購入するとして考えました。


 比較は目的別に3つのケースを設定して行いました。以下に3つのケースと自作した場合にかかる金額を示します。パーツ毎の想定価格は(  )内に表示します。

※1比較を目的としているのでCPUとチップセットはIntel系で、グラフィックカードはNVIDIA系で統一
※2ディスプレイは価格と性能が多種多様であるため、別途購入



ケース1
ケース2
ケース3
使用目的

特殊な使い方はしない
      ↓
普通に動くパソコン

特別高度な処理は必要ないが、仕事、趣味に使う
       ↓
ある程度高性能なパソコン
パソコンパワーが必要な使い方をする
        ↓
高性能なパソコン

(動画編集、エンコード アクション系の3Dゲーム 数値計算 大規模データベースの利用 GIS(地理情報システム)の構築 数値計算 IllustratorやPhotoshopのハードな使用

ケース

  
電源
   

マザーボード  


CPU     


メモリ     


OS      


ハードディスク 


DVDドライブ 


フロッピー   

ビデオカード  


スピーカー   


キーボード   


マウス     

タワー型もしくはミニタワー型ケース(\7,000程度)

400Wクラス(電源内蔵と考え\0)

ATX規格 VGAがオンボードのインテル945G(\12,000)

CeleronD355(\10,000)


DDR400またはDDRⅡ533 512M(\4,000)

WindowsXP HomeEdition(\12,000)

200GB程度(\8,000)

DVD±R DVD±WRを読み書き(\7,000)

あり(\2,000)

なし


あり(\1,000)

あり(\1,000)

あり(\1,500)

タワー型もしくはミニタワー型ケース(\7,000)

500Wクラス(\7,000)


ATX規格 インテル945系(\12,000)

Pentium4 630(3.0MHz)(\20,000)

DDR400またはDDRⅡ533 1GB(\8,000)

WindowsXP HomeEdition(\12,000)

300GB程度(\12,000)

DVD±R DVD±WRの読み書き(\7,000)

あり(\2,000)

GeForce6600GT、7300GTクラス(\17,000)

あり(\1,000)

あり(\1,000)

あり(\1,500)

タワー型もしくはミニタワー型ケース(\7,000)

550Wクラス(\8,500)


ATX規格 インテル945系(\15,000)

Pentium4 670(3.8MHz)(\71,000)


DDRⅡ667 2GB(\16,000)


WindowsXP Professional(\20,000)

400GB程度(\20,000)

DVD±R DVD±WRを読み書き(\7,000)

あり(\2,000)

GeForce7900GTクラス(\40,000)


あり(\1,000)

あり(\2,000)

あり(\2,500)

自作合計金額

\65,500

\107,500 \211,000


 このように、自作でもそこそこのレベルのパソコンを組もうと思った場合には初期投資として10万円程度は必要となってきます。
 これに対して、メーカーやパソコンショップで組み立てた上で販売されているパソコンはどのくらいの価格になるのでしょうか。


(その3)に続く

自作パソコン VS メーカー製パソコン(その1)

まえがき


 私は自分のパソコンを自作していますが、世の中の大多数を占めるのは既成のメーカー製パソコンです。私も会社では既成のメーカー製パソコンを使用しています。(最近はパソコンは全てリース契約ですし、自作はパーツ保証以外にはトラブルに対するサポートが受けられないという問題もあります。)今までMacintosh、NEC、IBM、富士通、エプソンダイレクト、DELLと使ってきました。その他サブとしてHP(COMPAQ)、MOUSEコンピュータ、GATEWAYのノート、VAIOノートも使ってきました。また、SUNのワークステーションも一時期使っていました。


 そもそも、自作をするきっかけはもともと使っていたCOMPAQのパソコンが古くなり、新しいパソコンに変えたいと思った時、COMPAQパソコンのパーツを可能な限り再利用して自作すれば、安く済むのでは?と思ったからでした。要は「自作すれば安上がり」と思ったからでした。
 しかし、最近はメーカー製の既成パソコンもかなり価格が下がってますし、BTO(Built To Order 受注生産方式)によって組み合わせの自由度が格段に向上しました。特に秋葉原を中心としたパソコンショップのBTOパソコンは、内容的にはほぼ自作に近い雰囲気を持っています。安易に「自作の方がいいよ」などと言えない気がします。


 そこで、双方のメリット、デメリットを考慮して「自作パソコン」と「メーカー製既成パソコン」どちらがお得かを検証してみたいと思います。


(その2)へ続く

このブログについて

 何事も自分で作るのは楽しいものですね。パソコンも自分で組み立てたパソコンは世界に一台のMYパソコンであり、愛着も湧こうというものです。
 しかし、パソコンおよび構成パーツは安い買い物ではありません。なので情報を収集し、時間をかけて良い製品を安く買う努力をすることになります。(またそこが楽しいところでもある)


 ただ、パーツについて情報収集をしていると、なかなか出てこない情報や、断片的にはあるのですが整理されていない情報などが多くて結構苦労します。

 また、メールマガジンの価格情報などを見ていると感じるのが、自分が狙っている製品は過去にどのくらいまで安い値段で売られたことがあるのかがわからないということです。通常価格が\50,000のものがセールで\40,000です!と言われても、実は1ヶ月前ある店のセールで\35,000で売られていたかもしれません。
 そのことがわかっていれば、もう少し様子を見ようと判断できますが、知らないと今買わないと損だと思って\40,000に飛びついてしまうかもしれません。

 そんな訳で、ここでは今後のパソコン自作に役立てるために、私の独断と偏見によるパーツの評価や価格情報を中心として、役立ちそうな情報を蓄積してゆきたいと思います。
 あと、念のためですが私はパソコンの自作が好きなだけで、アンチメーカーPCではありません。会社ではメーカー製PCをかれこれ10台以上使わせてもらってますが快調ですし。


 見ていて気付いた点や要望、意見(反論でも良いです)など頂ければ大変嬉しいです。

Pentium系CPUを買うなら1~2ヶ月待った方が良い

 現在のIntel系CPUはAMDに押されっぱなしでしたが、ここにきて次世代チップの投入を始めています。

 それに伴って現行のPentium系CPUは「Core 2 Duo」プロセッサの投入時期(7月予定)に値下げが行われるようです。

 

 私は基本的に値段がグッと下がる「チョイ前の少し速いCPU狙い」です。例えば今買うなら価格が2万を切っているPentium4 630(3.0G)とかPentiumD 820とかでしょうか。しかし、最近のPentium系CPUは消費電力が高いのと発熱がすごのが非常に気になっています。


 ntelもこの点を前から「ヤバイ、ヤバイ」と言い続けていましたが、ここに来てPentiumM系の流れを組む「Core Duo」プロセッサにおいて低消費電力を実現してきました。しかもプロセッサの能力もかなり高いので、ノートだけでなくデスクトップでも十分使えそな感じです。


 こうなってくると、いくらPentium系CPUが安くなっても、Core 2 Duoプロセッサが欲しくなってしまうのは私だけでしょうか・・。

 


 

ADSL、光ファイバーの賢い申し込み方

 私は引っ越した関係で去年の10月にADSLの契約をしました。(光ファイバーは導入できる会社が限られていて、条件が気に入らなかったのでやめました。)
 それまで3年間同じ会社(ケーブルTV)と契約していて、ネットの回線速度に非常に不満があったのですが、プロバイダーを変更するのが面倒でズルズルと使ってしまいました。おおきなミスでした。


そんな経験をもとに、これから「ADSL、光ファイバーの賢い申し込み方」を書いてみたいと思います。

 

 これから家にネットワークを導入したいと考えている方だけでなく、回線速度やプロバイダの対応に不満があるけど、他のプロバイダーに変えるのが面倒くさいという方にも参考にして頂ければと思います。必ず背中を押しくれるはずです。


1. 教訓


昨年のADSL契約で得た教訓です。


1. インターネットプロバイダーと回線業者は2~3年程度で変えるべし
2. 申し込みは価格.comブロードバンドプロバイダ比較 で行うべし



2. なぜ「価格.com」か


 ネットの導入を考えるとき、まずはプロバイダー探しを行うと思います。私はインターネットでgoogleなどの検索エンジンに直接「OCN」とか「DTI」とかプロバイダー名を打ち込んで、プロバイダーのホームページを見てプラン比較などをしていました。

 どこのプロバイダーも微妙にプランが違う上に、「接続料○ヶ月無料」とか「工事費無料」といったキャンペーンの内容も微妙に違うのですが、私なりに結論は出かかっていました。そこそこ速くて(下り数十Mの上り数M)月額料金が\4000以内のプランがあり、接続料が5ヶ月無料のプロバイダーでした。

 そんなある日、MSNのホームページを見ていると、「ブロードバンド比較」なる広告が価格.comから出されていることに気付きます。価格.comはよく見ているのですが気付いてませんでした。早速見てみると・・・自分はかなり損をする所だったことに気付きました。


 細かくプランが比較されていて便利なのはもちろんなのですが、私に「これは価格.comを使うべきだ」と思わせたのは価格.com限定プランのお得さです。価格.com限定プランのほとんどにADSLだと\6000~\15000の商品券や現金が、光ファイバーだと\3000~\35000!が商品券や現金でキャッシュバックされるのです。さらにプラスして使える特典が付いているプランもあります。これらのプランはプロバイダーのホームページを見ても掲載されていません。間違いなく価格.com限定です。



3. どのくらい儲かるの?


 どのくらいオトクか例を挙げてみましょう。
 ただ、ADSLの場合、回線の速さによってプランがいろいろあります。ここでは速度が速いプランと遅いプランの両方を見てみます。(私は回線速度がそこそこ速くないと納得が行かない派ですが)

 (電話は付けなくても良いプランを選んでいます。電話を一緒に申し込むことになっても良いという方は、さらにオトクなプランが待っていたりします・・・)


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■ADSL(回線速度速いプラン)の場合

プロバイダ:BIGLOBE
回線業者:アッカ


〔通常ホームページでのキャンペーン〕

 初期費用無料+最大3カ月無料

〔価格.comでのキャンペーン〕
 初期費用無料+最大3カ月無料+BIGLOBE利用権(\6,000)+キャッシュバック(\10,000)


価格.comで申し込むと\16,000の得!


■ADSL(回線速度遅いプラン)の場合

プロバイダ:サンネット(SANYOとNTT DATAで作った会社)
回線業者:アッカ


〔通常ホームページでのキャンペーン〕

 初期費用無料+最大3カ月無料+USEDモデムを100円で販売

〔価格.comでのキャンペーン〕
 初期費用無料+最大12カ月無料+USEDモデムを100円で販売


価格.comで申し込むと\18,099の得!


※従量固定制で、月の基本料金は\987。1時間以降従量課金で上限は\2,998(7時間23分で到達)でそれ以上はいかない。


■光ファイバーの場合

プロバイダ:BIGLOBE
回線業者:NTT

〔通常ホームページでのキャンペーン〕

 初期費用無料+最大3カ月無料+BIGLOBE利用権(\8,000)

〔価格.comでのキャンペーン〕
 初期費用無料+最大3カ月無料+BIGLOBE利用権(\4,000キャッシュバック(\35,000!)


価格.comで申し込むと\31,000の得!


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 どうでしょうか。かなりお得ではないでしょうか。プロバイダーのホームページでもキャンペーンをやっているので、それで得した気分になってしてしまうのが落とし穴です。特に光ファイバーを導入しようと考えている方はホントに価格.comから申し込むと得します。



4. なぜ2~3年で変えるのか?


 価格.comのキャッシュバックを見ていて「プロバイダをコロコロ変えてしまえばどんどん儲かるじゃん!」と考えませんでしたか?
 このようなことを防止するために、お得なプランを申し込む時は、半年~1年は解約できなように縛りが付いています。実際そうはうまく行きません。(また、一度プランを使うと、同じプロバイダーではもう使えないようです)


 しかし、逆に言えば「この縛りを超える間隔でならプロバイダを変えても良い」ということになります。
 

 たいがい縛りは1年以内なので、1年に1回プロバイダーを変えるということも可能かもしれませんが、そんな面倒なことはしないでしょうし、そこまであからさまなキャッシュバック狙いというのもどうかと思います。
 そこで、どのくらいの周期でなら「インターネットプロバイダーにある程度貢献しながらも、お得なプランの特典を頂く」ということになるのかを考えたとき、2~3年周期ならOKなのではないかと思ったのです。


 これについては快適に使えている場合、3年経ったからといってなかなかその気にならないかもしれません。しかし、「回線が遅い等の不満があってプロバイダー変えたいけど面倒だ」という場合は、「プロバイダー変えれば2万円もらえる」というようなキャンペーンは、かなり背中を押してくれのではないでしょうか。


 以上、私は結局パワードコム(今はDTIに吸収)で申し込み、既に8000円の商品券をゲットしました。送られてくるまで何の音沙汰もないし(いちいち「あと3ヶ月後に送りますからね!」なんてアピールあるわけないですから)不安だったけど無事届きましたよ。しかも忘れた頃に来るから結構嬉しい。


価格.comブロードバンドプロバイダ比較