文部科学省にて、
脱ゆとり教育の流れの中で、「児童生徒の学習評価の在り方」について議論が行われ、
通知表や、中学校の調査書(内申書)などの中身も、大きく変わることになりそうだ。
という記事を読みました。
我々が子供のころは、
「5」はクラスの上位何%などと各評定の配分が決まっていたのに対して、
ゆとり教育の時代は、
1人1人の子どもの達成度や努力に応じて、評定が付けられるようになっていたのです。
つまり、
「人との競争の中で評価されるという相対評価」 から
「自分の中だけでの頑張りが評価されるという絶対評価」 になっていたのです。
教育現場と社会での乖離がここにあったと思います。
この資本主義社会では、人との競争が付いて回ります。
さらに、日本は国際化がすすんでいくでしょう。
そんな社会情勢の中で、
「絶対評価」→「相対評価」に戻ることは、
とてもよいことだと思います。