ストレスによる心身のダメージは現代人の持病かも知れません。

ところで1000年以上も前に“医心方”には、ストレスが心身を蝕む旨が記さ

れています。


養生法としてストレスの改善法を見分けるには、今も昔も最もアドバイスしづら

いジャンルに属しています。

このため医心方でも、西洋のヒポクラテス全書でも“余り思い悩まない事”、“よく眠りなさい”くらいのアドバイスなのです。


心の病が身体に現われたとき、この改善は非常に難しいのです。

白隠禅師は白老子より呼吸法を学びましたが、その理由は白隠禅師を悩ませる心

の病からでした。


臍下丹田を意識した呼吸法は、そのごの白隠禅師の改善結果と活躍ぶりを“夜船

閑話”の著書より知ることができます。


聖書にもイエスキリストの言葉として、“悩むのはきょう一日で十分である・・・。”

とあります。

考え方、思い方、見分け方などがあるように、悩みについても“悩み方が”ある

ように思います。

“悩み方”の上手な人は、ストレスを減らす工夫を身に付けていると思えるので

す・・・。


“悩み方上手”でいきましょう・・・。