健康の指南書には砂糖を控えるように・・・とのアドバイスがあります。

カラダを酸性化させることになり、血液中の糖が高くなることで、糖尿病や高血

圧の原因になると考えられるからです。


炭水化物は糖と食物繊維の合体物ですが、これと精製された糖、つまり砂糖と一

緒に考えるのは早合点というものです。

確かに白い砂糖は血管の柔軟性を破壊し、動脈硬化や心臓疾患などの病気を誘引

することが分かっています。


しかし芋や米などの炭水化物は、通常複合糖質と呼ばれ、ビタミンやミネラル、

食物繊維が豊富に含まれています。この炭水化物を精製された砂糖の単純糖質と

同じものと判断すると、食養生の根本が狂ってきます。


穀類や豆類、果物などの複合糖質を摂取する事で、心臓疾患の罹患率は減少する

事が解明されていますし、死亡率も減少するのです。

問題は精製された単純糖質、つまり砂糖ですね・・・。

白い砂糖を避けて、オリゴ糖やトレハロースなどの2糖や3糖類を甘みとして用

いる事が、糖尿病や心臓病の予防に役立ちます。


健康養生の基本は食材選びにあり、食べすぎを控えるべきですが、中でも白い砂

糖は要注意なのです・・・。