以前コリン・キャンベル博士の食に関する新たな知見をお伝えしました。

タンパク質と脂質の摂取によって、心臓疾患と脳血管障害に深く関係する事実で

す。


心臓疾患には動物性タンパク質が影響しており、大豆や豆類の植物性タンパク質

を摂る場合より心臓病が増えることが確認されています。

中でも牛乳のタンパク質の殆どを占めるカゼインですが、摂取過多になると心臓

病の原因にもなるのです。


これとは逆に、脂肪の摂取量が減少するときに心臓病が増えたとの研究もありま

すが、日本では脂肪の摂取が少ないので心臓疾患による死亡率が低いとされてい

ます。

その背後では脳血管障害が増える事実も確認されています。


心臓血管症と脳血管障害の予防にあたっては、魚油脂と植物性タンパク質で心臓

病を未然に防ぎ、植物油とわずかな動物性タンパク質で脳卒中などの脳血管障害

を防ぐ食養生が欠かせないのです・・・。