北斗神拳の伝承者候補ラオウ
世紀末覇者・拳王、ケンシロウの最大の強敵
サウザーに敗れて囚われの身となっていたケンシロウは、シュウの息子のシバに助けられて脱出する。
しかし、傷ついたケンシロウは歩くことも儘ならず、やがてサウザーの追っ手が迫る。
仁星の血を引くシバは死を決意し、ダイナマイトを身に付け、みずから囮となる。
ケンシロウが止めるのも聞かずに。
ケンシロウはシュウだけではなく、その息子にまで命を救われたのである。
ケンシロウはシュウに詫びるため、最後の力を振り絞るが、力尽きて倒れこむ。
そこに現れたのがラオウである。
ケンシロウにサウザーの体の謎を解かせるため、ラオウはケンシロウを助ける。
サウザーの体の謎について、ラオウはかなり警戒していたようである。
「シバーッ!!」
「ここでし・・・死んではならぬ・・・シ・・・・・・シュウに・・・」
「ケンシロウよ・・・おまえはまだ死ぬ時ではない!」
「この拳王のためにサウザーの謎を解いてもらおう!!」
(「北斗の拳」原作より抜粋)