本気で戦おうとしないレイに苛立った牙大王は、刀でアイリを傷つける。
レイは動揺し、ケンシロウに襲いかかる。
これを見たアイリとマミヤは、レイとケンシロウを戦わせないため、自ら命を絶とうとするが、牙一族に阻止される。
戦わざるを得ないと判断したケンシロウは、レイに対して「聖極輪」という謎の構えをとる。
「聖極輪」は北斗神拳秘伝の構えであり、あることの合図であった。
しばらくの睨み合いの後、両者は捨て身の構えをとる。
レイは奥義「南斗虎破龍」
ケンシロウは奥義「北斗龍撃虎」
これらは攻撃技と誤解されがちであるが、あくまで構えである。
それぞれ、南斗聖拳の「虎を破る龍の構え」と北斗神拳の「龍を迎え撃つ虎の構え」である。