拙者のブログタイトルは,平日16:10 (上) | 軽音楽を「鉄」に  ~それが、どうしたと言うのだ。良いではないか。~  とはいえ,ここは,松田聖子

軽音楽を「鉄」に  ~それが、どうしたと言うのだ。良いではないか。~  とはいえ,ここは,松田聖子

親父の青春とは何だ!!
軽佻浮薄な音楽独り言。
巷の話題にも無責任に首をつっこむ「中高年日記」

拙者のブログタイトル


軽音楽を「鉄」に  ~それが、どうしたと言うのだ。良いではないか。~


このタイトルの元ネタは
往年のNHK-FMの音楽番組
「軽音楽をあなたに」
であることは紛れもない事実。
 
平日の16:10~18:00という約2時間の番組。

テーマ曲はこれ~~


 

曲名は知らなくても,聞き覚えがある人も多いと思います。

StuffのMy Sweetness


DJは女性。

水野マキ
山本さゆり
滝真子
  

拙者
山本さゆりさんのお声が好きであった。

彼女は,女性音楽評論家の大家である
湯川れい子の弟子でしたね。
 

愛称は,チャッピー。
宇宙少年ソランの相棒である宇宙リスが,チャッピーだったのだが,
関連性は不明。





 
手元にあるカセットをみると・・・


TDKのAD90分テープを1本まるまる使っています。
110分番組ですけど,ナレーションなどをカットすると
ぎりぎり90分テープ1本にまとまるくらいの番組でした。

カセットには・・・


「軽音楽をあなたに」
グラミー賞レコード・オブ・ジ・イヤー
 


日本で言うところの日本レコード大賞の「大賞」に相当する栄誉。


例によって,例の如く
FMfanの番組表の切り抜き・・
 
24曲オンエアされていて,
13曲目の「明日に架ける橋」の次のところにペンで印をしています。
 
A面45分に13曲録音できたということですね。


 




放送日を書いていないのですけど, 
 
古い曲から順番に並んでいて,
最後の曲が
ニューヨークシティ・セレナーデ(クリストファー・クロス)なので,
おそらく1981年か1982年のオンエアでしょうね?
 
ちなみに,ニューヨークシティ・セレナーデって,
邦題でして,原題は,Arthur's Theme (Best That You Can Do))

デビュー時はコンサートもせず、素顔を公開しておらず, 
ハイトーンが美しい声から,
勝手に顔を想像していました。

AORの貴公子かな??
とか妄想していた女性ファンもいたはず。
 
実際のお顔は・・・
この静止画像のひとではありません。
動画を見ていると出てきます。




声と顔が一致するものではないという実例。



 

さて,この貴重なテープ。

まず,A面13曲を聴いてみましょう。

第1回から第13回までの受賞曲のようです。


1 ボラーレ  ドニコ・モドゥニョ

アメリカのグラミー賞の歴史的第1回受賞曲が,イタリアの曲というのが面白いです。

最近では,「キリン淡麗」のCMでカバーされてますね。





2 マック・ザ・ナイフ ボビー・ダーリン


3 夏の日の恋 パーシーフェイス
4 ムーンリバー ヘンリーマンシーニ
こういうイージーリスニング系がグラミー賞だった時代があったのですね。
 

5 想い出のサンフランシスコ トニーベネット
いまや,スタンダード。

6 酒とバラの日々  ヘンリーマンシーニ
 
7 イパネマの娘 スタン・ゲッツ&アストラッド・・ジルベルト


8 蜜の味 ハープ・アルバートとティファナグラス
  
ビートルズがコピーしていますね。




9 夜のストレンジャー  シナトラ

いかにもシナトラの朗々とした歌いっぷり。
先般亡くなったアンディ・ウイリアムスとともに
アメリカを代表する男性ボーカリストです。





10 ビートでジャンプ   フィフス・ディメンション

すごい邦題。

 

  

11 ミセス・ロビンソン   サイモンとガーファンクル
  
世界三大ミセスの一人です。



12 アクエリアス フィフス・ディメンション
 
前々年(↑ 9 ビートでジャンプ)に次いで,2回目の受賞。 


 
13 明日に架ける橋 サイモンとガーファンクル
 
彼らも2回目の受賞。
日本だと,いつきひろしや明菜に匹敵するわけです。



いや~~
今ではスタンダードになっている曲ばかり。

さすが,アメリカの日本レコード大賞です!!

※Wikiによれば・・
 日本では「グラミー賞」創設に啓発されるかたちで、
 翌1959年に日本レコード大賞が創設されている。
 なので,逆ですけどね。


テープB面は,また,次回!!