「こちら関西電力の検針を請負っております保安協会ですが。」

 

きた!! でも・・・

 

確かにいつもの「電気保安会社」とは名乗りません。

「保安協会」と言ったように聞こえました。

真面目そーな声でした。

もしかして”ほんまもん”やったら悪いので

少々丁寧に対応しときましょーか。

 

話はやっぱり工場で使っている動力の話になりました。

 

「機械を何台お使いですか?」

「一斉に使われることは多いですか?」

「夜中もフル回転の機械はありますか?」

 

一方的に質問を連発するとこは怪しさ満開。

 

「うちは工務店なんで一晩中木ー切ったりしませんけど。」

「ではお使いの状況に応じたご契約の見直しの説明に・・・」

 

やっぱりいつもの電話のイチミですわ。

そーとなったら攻撃開始です。

”逆に質問攻め”の刑。

 

「あの~そちらは関電なんですか?」

「いえ関西電力からの調査等を請負っております会社ですが。」

「関電が調査に来るんじゃないんですね?」

「関電から依頼されるのは保安協会と保安会社がございまして・・・。」

「じゃ~あの有名な♪関西~電気保~安協会ですか?」

「何かお疑いでしょうか?」

「ナンバーディスプレイに番号が表示されないんでちょっと疑問に・・・」


プチ! ツーツーツー・・・

 

根性無し!! もーちょっと粘りなさいよ!

CMの歌まで披露したったのに。

 

<さらに続く