昨日も毎月定例の研修会でした。
実技は、先月同様2年生の担当でした。
あの頃の自分と比べてみると皆さん、本当に上手だなと何時も感じています。
今回はごごに、外来講師の講演が有りました。
医療における真実と嘘、みたいな話でしたが、
講師の先生は、いくつになる方か分かりませんが、
まだまだ、若そうな感じでした。
若い医師の中にも真剣に考えている人がいるんだと思うと
なんだか嬉しくなりました。
風邪ひきを例にとっても、薬は熱を下げる飲み。では、なぜ
熱が出ているのか、そこにはなにか理由があるはず。
風邪のウイルスが入ったので一生懸命我々の身体は戦って
いる訳です。
そこへ、熱をさげてしまっていいんでしょうか、
鍼灸も、風邪はよく治ります。しかし、鍼灸の治療は、
熱を下げるだけではないんですね。
場合によってはほんのちょっと上がることが有ります。
でも、その時の気分をみてもらえれば分かりますが、
熱が高いのに、気持ちよかったりするんですね。
こうなったら、大成功、しばらくしたら大汗をかいて
熱が下ることでしょう。
こんな経験はこれまでにも、何回も有ります。
鍼灸は症状のみを取る治療ではなく、元々人間の持つ
自然治癒力を高めて、治すという、本当の
自然療法
何ですよね。