アロンソ、F1モナコGP特別ヘルメット

■フェルナンド・アロンソ、F1モナコGP特別ヘルメット

フェルナンド・アロンソは、F1モナコGPにむけて特別なデザインを施したヘルメットを用意した。

カレンダーのなかでも独特なレースであるF1モナコGPではヘルメットやレーシングスーツを用意するドライバーが多いが、今回フェルナンド・アロンソは、F1モナコGPの木曜フリー走行から特別なデザインのヘルメットを着用する。

ヘルメットには、ゴールドとホワイトのデザインのカラーリングを施されている。

このカラースキームはF1シンガポールGPでも使用され、チャンピオンシップ終了後にオークションに出品。収益はフェルナンド・アロンソが関与している子供のための交通安全プロジェクトに寄付される。

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■レッドブル、スパイ行為対策でピットストップ手順を変更

レッドブルは、先週末のF1スペインGPでフェラーリがレース戦略を盗聴していたと考え、ピットストップ手順を変更した。

F1スペインGPは、マーク・ウェバーがピットインするたびにフェルナンド・アロンソもピットイン。ウェバーはレースの大半でアロンソに前を抑えられた。

レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、フェラーリがチーム無線を盗聴してスパイ行為をしていたと主張。

フェラーリ側はスパイ行為を認めてはいないが、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーはフェラーリが合法的な手段を用いて戦略をコピーしたと考え、再発防止のための対策をとった。

「ピットストップはゲームの一部だ。フェラーリは、マークのピットストップをコピーして彼に勝った」とクリスチャン・ホーナーは説明。

「彼らは、我々がピットストップする際に何らかのヒントを見つけ、フェルナンドを呼び戻していた。我々がマークを呼び戻すために毎回彼がピットインしたのは偶然ではありえない」

「最終的に我々は偽の指示を出した。フェルナンドが入ってきてマークは走行を続けたが、残念ながらそのときにはマークはジェンソンとルイスから大きく遅れており、表彰台は不可能だった」

「しかし、それはすべてゲームであり、チームスポーツとはそういうものだ。ラグビーや他の競技の試合におけるダミーパスのようなものだ」

クリスチャン・ホーナーは、チーム無線のいくつかはギリギリでウェバーに指示していたとし、フェラーリが反応できた唯一の方法は、レッドブルのガレージにおけるピットストップ前の行動に気づいたからと考えている。

「今週末は手順を変更した。メカニックが間違ったタイミングで手をポケットに入れたのか、誰かがタイヤを取り出していたのかもしれない」

「いずれにせよ、今週末はわかりにくくするために手順を変更した」

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■F1モナコGPのスチュワード、プロストからアラン・マクニッシュに変更

ル・マン24時間レースで2回優勝したアラン・マクニッシュがモナコのスチュワードを務めることになった。

FIAはレース・プレビューで、アラン・プロストが3回目のスチュワードを務めると発表したが、実際は、FIAスチュワードのラース・オスターリンドとホセ・アベドにマクニッシュが加わることになる。

スコットランド人のマクニッシュは2002年、トヨタから18戦F1に参戦し完走8回で、最高成績はマレーシアの7位だった。

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■HRTコリン・コレス「モナコでの抗議はしない」

FIAはオフ・スロットル時の吹きつけディフューザ問題を検討すると約束したため、HRTのチーム代表コリン・コレスは、今週末のモナコGPでこの問題について抗議しないと述べた。

FIAは、オフ・スロットル時の使用は違法であると判断したが、その後バルセロナのレース前に考えを変えており、コレスはスペインGP週末にFIAのジャン・トッド会長に、この状況の説明を文書で要請した。

コレスは問題解決の遅延に怒り、数日前、今週末のイベント前に問題が解決されなければ、回答を得るためにライバルのマシンに抗議する以外選択肢はないと示唆した。

しかし、FIAはコレスに対し可及的速やかにこの問題に対処すると説明したようで、彼は6月16日に開催される技術作業部会の結果を待つと述べた。

つまり、F1の優良レースであるモナコGPに影を落としかねない今週末の抗議はないということである。

彼は "AUTOSPORT" に、モナコでの抗議の可能性について「今はしない」と語った。

「（FIAから）待機するよう言われている。FIAが正しく対処することを信じている」